デスク環境を整えた際、ワイヤレスキーボードにはロジクールのMX Keys for Macを購入しました。
この製品自体はすごく良いキーボードで、質感もいいし打鍵感もいいしでめちゃくちゃ重宝していました。
が、テンキーレスのラインナップがないのが気になってたんですよね…デスクの幅も専有するので、「テンキーレス版…出てくれ!」と思ってました。
思ってたら出ました(笑)。それが今回紹介する「MX KEYS mini」です。テンキー以外に不満がなかったため、まさに理想のキーボードでした。
■MX KEYS for Macと両方使ってみた感想
■MX KEYS for Macとの明確な違い
■打鍵感はMX KEYS for Macの方がいいかもしれない話
実際に使ってみた使用感や打鍵感、接続方法や設定アプリ「Logi Option」の設定方法等も解説します。
「MX KEYS mini」が気になっている方は参考にしてください!
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MX KEYS mini(KX700GR)の製品概要
MX KEYS miniの基本情報
MX KEYS miniの製品スペックを簡単に表にまとめてみました。
実際に触ってみて感じたファーストインプレッションとしては
- MX KEYS for Macより小さい(テンキーレスだからね)
- そして軽い!
- あとはMX KEYS for Macと同じ(笑)
でした!
本体サイズ | 幅29.6cm × 奥行き13.2cm × 高さ2.1cm |
---|---|
重さ | 506g |
接続方式 | Logi Boltレシーバーを用いたUSB接続(別売り) Bluetooth接続 |
充電方法 | USB-C |
キー配列 | 日本語(JIS)配列キーボード |
カラー | グラファイト ペイルグレー ローズ |
MX KEYS miniの付属品
- MX KEYS mini(KX700)本体
- USB-C to USB-Aケーブル
MX KEYS miniの付属品は至ってシンプルです。
MX KEYS for Macとの違いは以下の2点です。
- Unifyingレシーバーが付属していない
- USB-C to USB-Cケーブルじゃない
MX KEYS miniはUSB接続「Unifyingレシーバー」に対応していないため、付属品にも入っていませんでした。
miniをUSB接続する際は「Logi Bolt」に対応したUSBレシーバーが必要になりますが、こちらは別売りになります。
個人的には通常のBluetooth接続でも遅延はほとんどなく使えてますので、特別な理由がなければBluetooth接続で問題ないと思います。
MX KEYS miniとのペアリング方法
ここではMX KEYS miniのペアリング(接続)方法をご紹介します。
特に難しい項目はなく、接続したい端末のBluetooth設定画面を開けばすぐに接続することができます。
主な接続手順は下記のとおりです。
- MX KEYS miniの電源を入れる
- MX KEYS miniのペアリングボタン(接続したい番号)を長押しする
- MacBook(接続する端末)のBluetooth設定を開いて接続する
1. MX KEYS miniの電源を入れる
本体右上にある電源スイッチを操作してMX KEYS miniの電源を入れましょう。
購入したばかりだとキーボードの充電が切れている可能性があるため、PCとペアリングする前に軽く充電しておくのをおすすめします。
2.MX KEYS miniのペアリングボタンを長押しする
MX KEYS miniの電源を入れたら、キーボード側のペアリングボタンを長押ししましょう。
MX KEYS miniは3端末まで接続を記憶できますので、割り当てたい番号を長押しして接続可能状態(Bluetoothで検出できる状態)にしておきましょう。
左上のインジケータが点滅したら接続可能状態です。
3.MacBook(接続する端末)のBluetooth設定を開いて接続する
MX KEYS mini本体をペアリング可能状態にできたら、接続したい端末側でBluetooth接続設定画面を開きましょう。
MX KEYS miniが表示されたら、「接続」ボタンを押して接続完了です。
4.(接続できない場合)表示された数字を入力
多くの人は手順3で接続が完了すると思うのですが、もし上記のような表示が出る場合があります。
上記の表示が出た際は、MX KEYS miniで指定の番号を入力 → enterキーをタップしてください。
そうすることで接続が完了します。
MX KEYS miniの使用感レビュー:良い点
この記事もMX KEYS miniを使って執筆(タイピング)していますが、基本的な良い点はMX KEYS for Macと同じです(笑)。
MX KEYS for Macを使っていて感じた良い点は以下のとおりです。
- 打鍵感が最高なパンタグラフ式
- キーが凹んでてミスタイプしづらい
- 3台まで接続切り替えが可能
- MacBookのようなバックライト付き
- USB-C充電に対応
- 強くタイピングしても位置がズレない
これらに加えて「テンキーレスで省スペース」であることが、MX KEYS mini最大の特徴です。
待望のテンキーレス!省スペースでデスクがスッキリ
このためにMX KEYS miniを購入したので当たり前なのですが(苦笑)。
テンキーレスを待ち望んでいた私からすれば、テンキー分のスペースが無くなったすっきり感が何より最高な点です。
画像で見てもらうと大きくスペース削減できているのがわかると思います。
テンキーレスはあったらあったで便利と思っていたし、実際にあったので使ってたんですが、MX KEYS miniに変えてテンキーが無くなっても作業にはなんの問題もありませんでした(笑)。
打鍵感が最高!タイプ音も静か
MX KEYS miniの打鍵感は控えめにいって最高です(笑)。
キーストロークはMacBookよりは深いですが、それでも浅い方だと思います。
タイピング音も静かで、周りに人がいたとしても全然気にならない音かと思います。
MX KEYS miniでタイピングしたいからブログを書くくらい、音で気持ちを乗せてくれるキーボードです。
タイプミスが減る凹み設計
MX KEYS miniの特徴としてキーボード一つ一つに凹みがあります。
キーをタイプした際、キーの中央に吸い寄られるように打つことできます。
感覚的なところもありますが、ミスタイプは確実に減ったように感じています。
3台までマルチペアリングが可能
MX KEYS miniは、マウスのMX Master3と同様、3台までマルチペアリングが可能です。
個人的にはリモートワークで使用する会社PCとプライベートPCを素早く切り替えができるので重宝しています。
MX KEYS for Macのレビュー記事でも記載していますが、正直この機能がなければ、AppleのMagic Keyboardを選んでいたかもしれません。それくらい重宝しています。
バックライト付きで暗い場所でも作業できる
電池の消費スピードが爆増するためあまり使うことはないですが、キーボード自身にバックライトがついているのも特徴です。
この機能のおかげで暗い場所でも迷わずタイピングが可能になります。
所有欲は満たされますが、バックライト駆動時は連続使用時間が最大で10日(バックライトOFF時は最大5ヶ月)しかなくなるため、多様するのは避けたほうが良さそうです。
USB-Cで充電可能!バッテリーの持ちもいい
最近では当たり前になりつつありますが、充電端子がUSB-Cな点はうれしいところです。
電池の持ちもよく、バックライトを点灯しない通常使用では最大5ヶ月間充電無しで使用できるようです。
この数字はMX KEYS for Macと同等の数字になっています。for Macの感覚だと、毎日ヘビーにキーボードを使用しても3ヶ月くらいは充電が持つ印象です。
バックライト:オフ | 最大5ヶ月使用可能 |
---|---|
バックライト:オン | 最大10日使用可能 |
強くタイピングしても位置がズレない
MX KEYS miniは、本体の重量が約506gです。
MX KEYS for Macと比べると300g以上軽くなっていますが、キーボードとしてはやや重い部類に入ると思います。
持ち運ぶにはあまり適しませんが、その重さ故か激しくタイピングしてもキーボードの位置がズレてしまうことはありません。
MX KEYS miniの使用感レビュー:気になる点
正直テンキーレスになったことでほとんど気になる点はなくなりました。
それでも気になった点は以下の2点です。
- 持ち運びには不向き
- US配列版がない
持ち運びには向かない
良い点にも書いた通りMX KEYS for Macに比べれば大幅に軽くなりましたが、それでも500gの重量があり気軽に持ち運べる重さではありません。
自宅 or オフィス用と割り切って使うのがいいかもしれません。
Unifyingレシーバーに非対応
MX KEYS miniはUnifying接続に対応していません。
Bluetooth接続で使えている方には何の問題もないですが、PCとの相性でBluetoothで接続できない方や他のロジクール製品(例えばマウスのMX Master3やMX ANYWHERE3など)とまとめてUnifyingレシーバーを使って接続していた方は注意が必要です。
遅延が気になる方なんかもレシーバーが必要ですが、その場合は新しい規格の「Logi Boltレシーバー」が必要になります。
この製品はMX KEYS miniには同梱されていないため、別途購入する必要があります。
レシーバーが必要な方には不便な仕様変更ですね…。(せめて互換性を考慮してほしかった)
US配列版の商品がない(海外では発売されている)
ほとんどの人には関係ないかもですが、MX KEYS miniは日本語配列キーボードしかラインナップされていない状態です。
海外ではUS配列版がリリースされていますが、日本では2021年11月時点では発売の予定はありません。
私もメインPCはUSキーボードだったので久しぶりに日本語配列のキーボードを使っていますが、配置の違いでややミスタイプしております(苦笑)。
US配列版が欲しい方は、少し発表を待ってみるのもありかもしれません。
MX KEYS mini のキーカスタマイズ方法
専用ソフト「Logi Option」をDLする
まずは専用ソフト「logicool option」をインストールしましょう。
本記事のリンクからダウンロードページに飛べますので、もしまだインストールしていない方は上記からどうぞ!
MX KEYS miniを接続する
ソフトを開いたら、MX KEYS miniを接続します。
その際、Mac本体のアクセシビリティの設定を変更しないと、Macとキーボードは繋がっているのに、ソフトがキーボードとの接続を認識せず次に進まない場合があります。
もし接続の場面から次に進まない場合は、アクセシビリティの設定でLogi Optionに設定変更の権限を付与しましょう(画像参照)
設定したいアプリを追加
ボタン割当をする前に、独自にボタン割当をしたいアプリを追加しておきましょう。
私は写真編集がメインなので、
の3つのアプリケーションにそれぞれボタン割当を設定しています。
対応アプリケーションごとにボタン割当をする
アプリの追加ができたら、ボタン割当を実施していきましょう。
まずは「すべてのアプリケーション」から設定していき、アプリごとに独自に設定したい部分だけ各アプリを選んで設定していくのがおすすめです。
MX KEYS miniではファンクションキーに様々なボタン割当が可能になっています。
初期設定では絵文字呼び出しやマイクミュートなどが設定されているので、必要に応じて割当を変更しましょう。
まとめ:MX KEYS miniは忖度なしにおすすめのキーボード
テンキーレス版がこんなに早く出るならMX KEYS for Macの購入を我慢していたんですが(苦笑)。
購入から半年登場したテンキーレス版は、文句なしに最高のキーボードでした。
見た目のかっこよさはもちろん、打鍵感の良さやバッテリーの持ち、マルチペアリングなど、外付けキーボードとして非の打ち所がない製品になっています。
エクセルやスプレッドシードで数字入力が多い方はテンキー付きのMX KEYS、数字入力はほとんどなくテンキーレスで省スペースに使いたい方はMX KEYS miniがおすすめです。
外付けキーボードはノートPCでも作業を快適にしてくれるアイテムですので、是非購入を検討してみてください。
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