憧れはあったものの一人暮らしだし高いし、自分には贅沢品だなと思っていました。
そんな中、仕事の関係で1LDKの家に引っ越したのをきっかけに、掃除の楽をしたいなという思いから「ルンバi7」の購入に至りました。
大袈裟ではなく、割と本当に生活が一変しました。
この記事ではiRobot「ルンバi7」を約2年半使って感じた点を良い点・悪い点にわけてレビューしています。
クリーンベースが搭載されている「ルンバi7+」」との比較、なぜルンバi7+ではなくルンバi7を選んだのか?についても解説しています。
ルンバの購入を検討されている方は、参考にしてみてください。
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「iRobot ルンバ」j7やi3を含む主要機種の性能比較
ルンバi7 | ルンバi3 | ルンバe5 | ルンバj7 | |
吸引力 | ◎ | ◎ | ○ | ◎ |
カメラ | ○ | × | × | ○ |
スケジュール | ○ | ○ | ○ | ○ |
マップ学習 | ○ | × | × | ○ |
自動ゴミ収集 | i7+で対応 | i3+で対応 | × | j7+で対応 |
適切な間取り | 2LDK以上 | 1LDK〜2LDK | 1K、1R | 2LDK以上 |
公式価格(税込) | 109,868円 | 69,800円 →49,800円 |
49,800円 →39,800円 |
99,800円 |
※公式価格は「アイロボット公式サイト」を引用しています。
※2021年10月8日より「ルンバi3」「ルンバi3+」「ルンバe5」の価格が割引されました
【ルンバi7】2人暮らしや家族世帯にマッピング機能が便利
ルンバi7は「Imprint スマートマッピング」という機能を搭載しており、センサーとカメラを使って部屋の間取りを記録することができます。
これにより掃除回数が増えれば増えるほど無駄のないルートを通った掃除ができるようになり、効率的な掃除が可能です。
また「リビングだけ」とか「廊下と寝室だけ」といった、ユーザーが指定した部屋のみを掃除することもできます。
2人暮らしや家族住まいなど、1LDK以上の部屋数が多い家に住んでいる方にはルンバi7がおすすめです。
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【ルンバe5】ルンバ入門機!一人暮らしにおすすめ
ルンバe5は1部屋のみしか掃除できないため、1Kや1Rの間取りに住む一人暮らしの方におすすめの機種です。
上位機種と比べても掃除機能は申し分なく、比較的手が出しやすい価格でコスパがいいのが特徴になっています。
一人暮らしでルンバを使ってみたいという方は、ルンバe5を検討するのがいいでしょう。
【ルンバJ7】2022年最新機種!障害物回避やペット対応能力が向上
家電やガジェットは最新機種が正義!という方には2022年2月10日に発売のルンバj7/j7+がおすすめです。
従来のルンバから比べて障害物への対応が強くなっており、電源コードやペットの排泄物まで感知して避けてくる機能が備わっています。
障害物だと判断したものをルンバが撮影し、掃除後に画像を送信。
その障害物に対して今後どのように対応すればいいかを指示できるため、より細かくルンバに掃除をしてもらうことができます。
また、自動ゴミ収集機能がある+シリーズではクリーンベース(ゴミを収集する場所)の形がスリム化しており、高さがなく威圧感が減っています。
インテリアとして高さが気になっていた方には嬉しい改良だと思います!
【ルンバi3】2021年最新機種!性能と価格のバランスが良い
比較的新しいルンバがいいという方には、2021年2月26日に発売された最新機「ルンバi3」がおすすめです。
上位機種に当たるルンバi7とほぼ同等の性能を持っています。唯一の差分はカメラがないことによる部屋の間取りを覚える機能(マッピング機能)がないくらい。
センサーは高性能なものを搭載しているため、無駄なく効率的な掃除が可能です。
「ルンバi7が欲しいけどちょっと高いな…」と思っていた方は、6万円台で購入できるルンバi3を購入されるのが良いと思います。
【ルンバS9+】最上位機種!D型ボディで部屋の隅まで綺麗に
ルンバの中でも最上級モデルが欲しい方はルンバS9+がおすすめです。S9+はこれまでの丸型のルンバと違い、ボディがDの形をしており、前方が角張ったデザインになっています。
これによりこれまで丸形ではどうしても拾いきれなかった部屋の角のゴミまで綺麗に吸い取ってくれます。
ルンバi7+と同様にクリーンベースもセットになっているので、ゴミを捨てる手間を大幅に省くことができます。
床を水拭きしてくれるブラーバとも連携できるので、掃除の全てをルンバに任せたい方におすすめの機種です。
ルンバi7(ロボット掃除機)を購入した理由
複数の部屋を掃除してくれる
コスパを考えるとルンバe5一択かなと思っていました。
が、私が1LDKに住んでいることもあり複数部屋を掃除できるルンバが欲しいと…。
ちょうどそのタイミングで新作としてルンバi7が発売されたので、これしかない!と思いました。
掃除機をかける時間を短縮したかった
数日掃除しないでいると、裸足で歩いた際に埃が足の裏に付く感じが気になっていました(苦笑)。
その都度クイックルワイパーで掃除してたんですが、「この時間もったいないな…」という思いが徐々に強くなり、代わりに掃除してくれるルンバを意識するようになりました。
ガジェット好きとしてシンプルに使ってみたかった
これはもうただのガジェット好きとしてです(笑)。
購入を検討していたタイミングでちょうどYoutuberのカズさんがレビュー動画を投稿していて、調べていくうちに気づいたらポチっていたという感じです。
「家電は欲しい時が買い時」といいますし…と、自分に言い訳をしながら(苦笑)
ルンバi7+(プラス)を選ばなかった理由
最新のルンバを購入する際に気になるポイントとして、クリーンベースのついた+バージョンの存在があります。
クリーンベースがあるルンバi7+は、掃除してくれたゴミを更に自動でゴミ捨てしてくれるという手間いらずな製品。
ここではなぜ私がルンバi7+ではなく、クリーンベースが付属していないルンバi7を購入したのかを紹介します。
クリーンベースに追加で3万円払うのが高く感じた
発売当時のルンバi7の価格が約11万円だったのに対し、ルンバi7+は約14万円と3万円の差額がありました。
ペットの毛でルンバ本体のダストボックスがすぐにいっぱいになってしまう方や、ルンバ自身の(ゴミ捨ても含む)メンテナンスがめんどくさいという方にはおすすめの機種だと思います。
自分の家の埃・ゴミ具合なら多分1週間はダストボックスを手入れしなくても大丈夫だろうという謎の確信があり、ルンバi7+は見送ることにしました。
※実際2週間位は手入れをしなくても問題なく掃除をくれます(笑)
紙パックのランニングコストが気になった
ルンバは買って終わりではなく、メンテナンスを行うためのランニングコストも意識する必要があります。
最低でもダストボックスに装着するフィルターは吸引力に影響があるため必須、ブラシも摩擦が多いため数ヶ月に一回交換が必要です。
それに加えて吸い取ったゴミを集めるクリーンベースの紙パック(昔の掃除機の紙パックをイメージしてもらうのがわかりやすいかなと)まで購入しないといけないとなると、年間で1万円くらい必要になりそうだなと。
ただでさえ10万円と高い買い物なので、ここは節約しようということで却下になりました。
ルンバi7を約3年間使ってみた感想
めちゃくちゃゴミを拾ってくれて感動
ルンバi7の感想というよりはロボット掃除機の感想なんですが、とにかくめちゃくちゃゴミを拾ってくれます。
こんなにゴミあったのか!と驚くくらいゴミを拾ってくれるので、「いつもありがとね!」と、日々愛着すら湧いてきます(笑)
生活しているだけでも外からの埃が入ってきていたり、自分の衣服についた小さなゴミが目に見えないレベルでも蓄積していくんだなと…
掃除を終えたルンバのゴミが多ければ多いほど、「買ってよかったな…」と感動すると思います。
“ルンバを使うために”部屋を掃除する
「何言ってんだ?」と思ったそこのあなた!私もルンバを使うまではまったく同じことを思いました(笑)。
これはルンバに床を掃除してもらうため、なるべく床にものを置かないようにする必要があるためです。
例えばPCやスマホの充電ケーブルが床に接触していないとか、細々したものを床に置かないとかです。
ルンバに可能な限り広いエリアを掃除してもらいたいので、自然と部屋の整理整頓をするようになりました(苦笑)。
部屋指定で掃除できるのは意外と便利
基本的に平日は仕事で家を出る時、休日は遊びに行く時にルンバを起動してすべての部屋を掃除してもらいます。
最近はリモートワークや外出自粛などで家にいることが多くなりましたが、そんなときに掃除する部屋を指定できると、例えば寝てる間にリビングだけ掃除してもらって仕事中に寝室を掃除してもらうといったことが可能です。
必ずしも家全体を掃除して欲しいわけではない時がちょくちょくあるので、掃除する部屋を細かく指定できるこの機能はすごく助かってます。
ちゃんと段差を認識して落ちない
我が家はメゾネットタイプの賃貸なので、ルンバが廊下を掃除しに行くと必ず階段にたどり着きます。
段差の直前までスピードを落とさず突っ込んでいくので最初はハラハラしたんですが、段差にたどり着いたところでちゃんと立ち止まり脱輪を回避してくれます。
私のようにメゾネットタイプの家に住んでいる方はもちろん、2階、3階建ての家にお住まいの方も安心して使えると思います。
意外と強めにぶつかる…時がある(笑)
ここからは気になる部分になるんですが、カメラを搭載していて、優秀なセンサが付いているにも関わらず壁には勢いよくぶつかることがあります(苦笑)
基本的には壁の前で減速を初めてゆっくり壁にぶつかるんですが、ルンバ的には暗い場所だったりすると勢いよく突っ込んでいくことがあるのが気になったりします(笑)
まぁこれは自分が家にいないときに掃除してもらってるときは気にならないと思うので、そこまで大きな問題ではないんですが一応記しておきます。
音は結構でかめ
これも家を出るときに動かしていれば気にならないんですが(苦笑)
休日に外出した際にルンバに掃除させるのを忘れてしまっている時があるんですね。
そういったときは家にいる状態でルンバを動かすことがあるんですが、「ロボット掃除機」の名の通り掃除機なのでそれなりに音は気になります。
当たり前かもですが、いくら自動で掃除してくれるからといっても早朝や深夜にルンバを動かすのはやめたほうが良さそうです。
ランニングコストは地味に気になる
ルンバi7+を選ばなかった理由にも記載したんですが、紙パックがないとはいえランニングコストは地味にかかります。
特にダストフィルターはゴミが溜まると目に見えて吸引力が弱くなるため早ければ1ヶ月、遅くとも3ヶ月に1回は交換する必要が出てきます。
ダストフィルターは3個で4,000円くらいするので、年間で5,500円くらいかかってると考えるとちょっと思うところがあります。(もちろんそれ以上に掃除してくれてることに感謝なんですが)
ルンバi7の使い方
アプリのインストールとアカウント登録する
1.「iRobot HOME」アプリをダウンロードする
iOS端末ならApple Store、Android端末ならGoogle Play Storeで「iRobot HOME」と検索し、アプリをスマートフォンにダウンロードしましょう。
2. ルンバをホームベースの上で充電させる
アプリとの接続中に電池切れにならないよう、ルンバをホームベースの上に置いて充電した状態にしましょう。
この際、ルンバを普段置いておく場所も一緒に決めてしまうといいでしょう。
周りに障害物がなく、可能な限り開けた場所に設置することでスマホとの通信エラーを防止することができます。
3. アプリの初期設定とアカウント登録
ここからはアプリを起動して初期設定・アカウントの登録です。画面に沿って入力していけばつまづくことはないと思います。
「氏名」「メールアドレス」「パスワード」を入力していきましょう。
最後にルンバの名前を設定できます。
せっかくなので愛着のわく名前を設定してあげるのがおすすめですよ。
※ルンバの名前は後から変更可能です。
ルンバとスマホを接続する
アカウント登録が完了したらアプリとルンバを接続していきます。
ここではWiFiのパスワードが必要になりますので、普段はWiFiルーターを奥まった場所に設置している場合は予めパスワードをメモしておくと入力が楽になります。
パスワードを入力するとルンバの「ストップボタン」と「ホームボタン」を2秒以上押してから指を離してくださいという指示が出ますので、指示通り作業しましょう。
無事接続が完了すると、ルンバが自己紹介してくれます(笑)
マッピング機能で家の間取りを覚えさせる
スマホとの接続が完了したらいよいよルンバが使用できる状態です。
ルンバi7は家の間取りを記録することができますが、家の間取りを記録させる方法は普通に掃除させるだけでOKです。
正確なデータを集めるために家全体を数回掃除させる必要があるため、急ぎでない場合は1週間ほど家全体を掃除させましょう。
回数をこなすことで家の間取りを取得してくれるので、データ取得が終わったらルンバが覚えた形が正しいかをチェックしましょう。
スケジュール機能で定期的な稼働ができる
ルンバi7はスケジュール機能があります。例えば平日朝9時に家を出るという方でしたら、9時30分にルンバが起動するように設定しておけば自動で掃除を開始してくれます。
土日は決まった時間に外出する予定がないという方は、土日はスケジュール設定せず外出するタイミングでルンバを動かすという運用がおすすめです。
ルンバi7のお手入れ方法
ルンバi7のお手入れ方法を紹介します。
お手入れの頻度は部屋の広さや生活人数、動物を飼っているかどうかで変わってくる部分なので、参考程度に見ていただければ幸いです。
ダストボックスの掃除(週1回くらい)
我が家では動物を飼っていないため、ルンバが一回掃除をしてくれたくらいでダストボックスが一杯になることはありません。
だいたい一週間くらいは手入れをしなくても問題なく掃除してくれます。
もしダストボックスが一杯になった場合はアプリに通知が来ますので、基本的にはあまり気にしなくても良いかもしれません。
水洗いは2週間に1回
ルンバi7のダストボックスは水洗いができるため、定期的に掃除するのをおすすめします。
私は2週間に1回を目処にしていますが、気になる方は毎週やったほうが良いですし、気にならない方でも1ヶ月に一回は洗ったほうが良いと思います。
フィルターの掃除(2週間に1回くらい)
ダストボックスに装着されているダストフィルターですが、水洗いする際にフィルターについた埃を振い落してます。
もしかしたらこんなことせずフィルターが汚れたらすぐに交換する人もいるかもしれませんが、これをするだけでもフィルターを長く使うことができます。
フィルターは地味に高い(ので掃除しよう)
ダストフィルターは消耗品ですが、ビックカメラで3個4000円ほどします。
フィルターが詰まるとルンバの吸い込みが弱くなるので、ゴミの広い忘れが気になるようになったら交換するようにしましょう。
地味に高いので、可能な限りフィルターも掃除しながら使うのがおすすめです。私は3ヶ月ペースで交換しています。
ブラシ・センサー系の掃除(半年に1回くらい)
他にもゴミを集めるブラシや本体のセンサー・カメラがあります。
まずブラシですが、正直ブラシが汚れて吸引力に影響が出てる気はしません…。
厳密にはゴミ拾い性能が落ちてるんでしょうけど、ブラシよりはダストフィルターの汚れによる吸引力低下のほうが気になります。
なのでブラシは半年に1回くらい交換するでいいと思います。ちなみにブラシは3個で2200円くらいです。
センサーやカメラは手入れをするというよりは汚れていたらさっと拭く程度で問題ありません。
机を水拭きするタイミングだったり、アルコール除菌で何かを掃除するついでにササッと拭く程度でOKです。
まとめ:ルンバi7を早く買って有益な時間を捻出しよう
気になってはいたけど正直高いし…と言い訳しながら中々買わずにいたんですが、購入して使い始めてからはなんでもっと早く買わなかったんだ…と思うほど大活躍してくれています。
普段何気なくやっている掃除は、たとえ5分10分でも1ヶ月、1年というスパンで見ると結構な時間を消費しているはず。
その時間をほぼ全ておまかせできるルンバi7は、まさに時間を捻出してくれる良き相棒です。
他の機種も含めて様々な用途のルンバが発売されていますので、ルンバi7に限らず自分の生活環境に合わせたルンバを検討してみてください
(2024/12/06 16:20:24時点 Amazon調べ-詳細)
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