リモートワークの本格開始で導入した29インチのウルトラワイドモニター。
使い始めてからこれまでめちゃくちゃ作業効率に貢献してくれた最高のガジェットだったんですが、購入してすぐにこう思いました。
「あ、もっと大きい34インチのモニター欲しい(笑)」
■34インチウルトラワイドモニターの良い点悪い点
■29インチ→34インチのサイズ感や変化
■曲面ディスプレイは見た目だけでなく実用性もあるのか?
この記事では、これまでLGの29インチウルトラワイドモニターを使ってきたガジェットオタクが、「1年使ったしそろそろ買い換えよう」と購入した34インチ曲面ウルトラワイドモニターの使用感をレビューします。
外部モニターは作業効率が格段に上がりますので、リモートワークにはもちろん副業ブログやプログラミング、写真・動画編集にも最適ですよ!
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ウルトラワイドモニター「LG-34WP60C-B」の外観と基本スペック
34インチウルトラワイドモニターの基本情報と外観(サイズ・重さ)
液晶サイズ | 34インチ|21:9 |
---|---|
パネルタイプ | VAパネル |
解像度 | 3440 × 1440 |
表示色 | 約10.7億 |
リフレッシュレート | HDMI使用時:最大85Hz DisplayPort使用時:最大160Hz |
VESA規格 (モニターアーム) |
100 × 100 |
インターフェース | HDMI × 2 DisplayPort × 1 ヘッドホン出力 × 1 |
サイズ (スタンドなし) |
横幅:約80.9cm 高さ:約35.9cm 奥行:約9.2cm |
本体重量 | スタンド無し:5.8kg スタンド有り:6.8kg |
ウルトラワイドモニターは、通常のモニターと比べて横に広いモニターサイズになっています。
縦のサイズは、意外にも27インチモニターと同程度です。
横幅は約81cmほどありますので、設置する際はある程度デスクの広さも必要になります。最低でも横幅120cmは欲しいところですね。
「大画面が欲しい」という気持ちだけで選んでしまうと、デスクギリギリ or ハミ出てしまうとか、液晶との距離が近いという事になりかねないため注意が必要です。
29インチウルトラワイドモニターとの大きさ比較
34インチウルトラワイドモニターと、購入するまで使っていた29インチウルトラワイドモニターとの大きさ比較は画像の通りです。
サイズ比較 | 29インチ | 34インチ |
横幅 | 約68.9cm | 約80.9cm |
高さ | 約31.3cm | 約35.9cm |
奥行 | 約7.7cm | 約9.2cm |
重さ | 約4.0kg | 約5.8kg |
液晶サイズが大きい分、大きくなっているよね!という当たり前の結果ではありますが(苦笑)。
29インチモニターも十分に作業領域が広いため、デスクの関係で34インチを設置するのが厳しそうな場合は、「29インチウルトラワイドモニター」も検討してみてください!
モニターアームも装着可能
「LG-34WP60C-B」は、VESA規格に対応しているため、モニターアームも使えます。
私はAmazonベーシックのモニターアームを使用していますが、耐荷重11.3kgということで、このモニターの重量5.8kgを余裕で支えてくれています。
もちろん、エルゴトロンのモニターアームでも何の問題もなく使用できます!
モニターアームを使えばデスクをスッキリさせることができ、おしゃれな空間を演出できます。
リモートワークが多い方は液晶と向き合う時間が長いと思うので、気持ちよく仕事ができるようになりますよ!
ウルトラワイドモニター「LG-34WP60C-B」の特徴
「3440 × 1440」という表示領域
「LG-34WP60C-B」は、34インチという大きさはもちろん、表示領域が「3440 × 1440」とめちゃくちゃ広いのが魅力です。
上記の画像は、私が元々使っていた29インチのウルトラワイドモニターと同じ画像を表示した時の比較になります。
明らかに34インチ(3440 × 1440)の方が縦横に表示されている情報が多いのがわかりますね。
1画面に表示できる情報量が多いというのは、作業の効率化に直結します。
これ、一度使うと他のモニターに戻れなくなります(苦笑)。
HDR10対応できれいな描写を楽しめる
「HDR」とはハイダイナミックレンジの頭文字を取った略称で、色表現を豊かにしてくれる機能です。
コントラストが高く、シャープな表現になるため、鮮やかな映像を楽しみたい方におすすめの機能です。
「LG-34WP60C-B」では、ただのHDRではなくHDR10という、HDRを更に高精細にした機能が搭載されています。
ブルーレイクオリティの映像はもちろん、写真やゲームを高解像度で楽しみたい方に最適です。
よりなめらかな表示が可能なリフレッシュレート160Hz対応
通常モニターが60Hz対応なのに対し、このモニターは最大160Hzに対応しています。
これは1秒間に何枚の画像を表示するかという指標で、当然60枚の静止画を連続するよりも160枚の静止画を連続したほうがなめらかに表示されます。
主にゲーム用途に最適な機能なので、FortniteやAPEXをプレイされる方にはおすすめの機能です!
AMD FreeSyncでちらつきやカクツキが少ない
「LG-34WP60C-B」には、AMD FreeSyncという機能が搭載されています。
これはゲームプレイ時の”ティアリング”といわれるチラツキのようなものを防ぎ、なめらかな映像を楽しむことができる機能です。
主にモニターとPCでFPS(フレームレート)が異なるときに発生しやすい現象ですが、この機能を使えば映像のズレを気にせずゲームを楽しむことができます。
Dynamic Action Syncモードで遅延が少ない
安価なモニターだと、映像出力が遅延するものがあります。
Web閲覧や動画視聴で気になることは少ないと思いますが、FortniteやAPEXように一瞬の判断が問われるFPSゲームでは、この遅延のせいで負けてしまうことも。
このウルトラワイドモニターには「Dynamic Action Sync」という遅延を抑えてくれる機能があるので、リアルタイム性が問われるゲームでも安心してプレイできます。
ブラックスタビライザーで黒が見やすい
ブラックスタビライザーは、黒を持ち上げて表示してくれる機能です。
主な用途としてはFPSやTPSのゲームで、相手が暗闇にいるときに発見しやすくなるイメージです。
液晶の性能が悪いと、黒の表現が弱くキャラが隠れていても中々見つけることができませんが、この機能をオンにすることで多少戦いやすくなると思います。
写真編集ではあまり恩恵がなく、ゲームをあまりやらない方にも不要な機能だと思います(苦笑)。
ウルトラワイドモニター「LG-34WP60C-B」の良い点レビュー
3分割しても実用的な圧倒的な作業領域
このために34インチのウルトラワイドモニターを買ったと言っても過言ではないかもしれません。
今まで使っていた29インチウルトラワイドモニターでは、(自分の用途では)ブラウザを2画面表示するのがギリギリでした。
それが34インチモニターでは、3画面表示しても実用的に使用できる広さで使うことができます。
これまでは29インチモニターでも十分作業領域が広いと思っていたのですが、34インチの広さは破格です(笑)。このためだけに買っても後悔しないと思います!
私は以下のように3画面を使うことが多いです。
・ブログ・調べ物用・Twitter
※Mac Bookで画像編集するので、実質4画面体制ですw
・調べ物用・Twitter・Youtube
HDMI2本対応でゲーム機との切り替えも簡単
これだけ大きな液晶モニターだとゲームもやりたくなりますよね(笑)。
「LG-34WP60C-B」にはHDMI端子が2本あるため、ケーブルさえ用意しておけば本体の切り替えスイッチでPC → Switch(PS4)を簡単に切り替えることができます。
通常の画面でプレイするよりも横長に表示されますが、思った以上に違和感ないです!
画面が大きいので、みんなでスマブラや桃太郎電鉄をやるのにもいいかもしれません(笑)。
曲面ディスプレイが所有欲をくすぐるw
もはやディスプレイが曲面である理由はあるのか?曲面であるメリットはなんなのか…?と言われるとわかりません(笑)。
わからないんですが、Youtuberのレビューなんかも見てて漠然と曲面ディスプレイに憧れを持ってしまったんですよね(苦笑)。
「目が疲れない」とか「見やすい」とか言われてますが、理由のこじつけな気がします!カッコいいかどうか、それだけかなと。。。
私自身は「曲面ディスプレイでネットサーフィンしてる自分カッコいい」と所有欲が満たされているので大満足です!
が、特別曲面ディスプレイに興味がないならあえて曲面を選ぶ理由はないです(苦笑)。
普通のまっすぐなウルトラワイドモニターもありますので、そちらを選びましょう!
4Kではないが十分綺麗な液晶
このモニターを購入するまでは「写真編集もするし、4Kモニター買ったほうがいいのでは…」という葛藤がありました。
が、今の私の主な用途はリモートワークとブログの作業効率アップだったので、広い作業領域が欲しかっただけなんですよね。
これまで使っていた安い29インチのモニターでも不満がなかったですが、こちらの「LG-34WP60C-B」も十分に綺麗です。写真編集も全く問題ありません。
4Kモニターは文字サイズが小さくなりすぎるなどの欠点もあるため、極端な高精細を求めない場合はウルトラワイドモニターで十分かなと思います。
ウルトラワイドモニター「LG-34WP60C-B」の気になる点レビュー
HDMI(DisplayPort)端子のせいで壁際ギリギリは設置が難しい
「LG-34WP60C-B」は、端子が本体の下向きではなく、本体に対して横(垂直)に指す仕様になっています。
私の使用環境だと、スペースの関係もあって壁ギリギリまでモニターをくっつけたいのですが、DisplayPortケーブルが邪魔をして最大まで壁に寄せれないんですよね。
DELLのモニターなんかだとモニターの下向きに指すものが多いので、これはLGの仕様なんですかね…。
スマートに配置したいという方は、気になるかもしれません。
USB-C端子 + 電源供給に対応していない
最近はUSB-Cケーブルを使い、モニターからMacBook(WinPC)を充電できるものが増えていますが、このモニターは外部供給に対応していません。
というか、そもそもUSB-C端子すらありません(涙)。
私自身はDisplayPort → USB-Cの変換ケーブルを使用していますが、PC周りをUSB-Cで統一している方は気になるかもしれません。
2021年発売のM1MacBookならHDMI端子があるので気になりませんが!
もし電源供給ありのモニターがいい場合は、「HUAWEI MateView GT」がコスパ最強すぎるのでおすすめです。
電源アダプターが場所を取る
このウルトラワイドモニターは、電源ユニットが本体に内蔵しているタイプではありません。
電源にはACアダプターが必要です。これが大きくてとにかく邪魔です(苦笑)。
ACアダプターと電源ケーブルの接続部にやや隙間があるため、ホコリが溜まらないか心配でもあります。
本体内蔵型のモニターもあるんですが、高いんですよね…。
ここを妥協できるかどうかは人によるかなと思います。
まとめ:LG34インチウルトラワイドモニターは作業効率爆上げアイテム
29インチモニターを買った瞬間に欲しくなった34インチ曲面ウルトラワイドモニターは、「なぜもっと早く買わなかったんだ」と思わせるほどの作業効率を提供してくれました。
29インチでも十分と思っていたんですが、使ってみてわかる34インチの広さは、一度経験してしまうと元には戻れません。
会社に出社した時の環境を遥かにオーバーキルしているため、自宅のほうが作業効率がよく困っているほどです(会社に行く理由が本当にないのでw)。
やはりスマホもPCもモニターサイズは大きいに越したことはありません(笑)。
これから自宅用に液晶モニターが欲しい方や、ウルトラワイドモニターが欲しいけどサイズどうしよう?と思っている方は、置くスペースが問題なく確保できるならこの34インチのウルトラワイドモニター「LG-34WP60C-B」をおすすめしますよ!
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