iPhone12ProMaxが発売されて約1年半が経過しました。
ほぼ毎日使っているiPhone12ProMaxを、iPhone歴14年目の私がレビューします。
■2022年でのiPhone12ProMaxの使用感
■iPhone13を買わなくてもいいと決断できた「使っていてよかった点」
■iPhone12Proでも使いやすいカメラの性能について元プロ目線で解説
主な用途はゲーム、写真・動画撮影、ネットサーフィン、PCとのデータ共有などがメインで、Youtubeや動画サービスはiPhoneではあまり見ません。
またサブ機にiPhoneSE2、iPad Air4(2020)も所有しています。
そんなApple大好きマンのレビューをぜひご覧ください。
→現在はiPhone14ProMaxを購入しました!
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iPhone12ProMaxのサイズ・価格・スペック(性能)
iPhone12シリーズとのサイズ比較
端末 | iPhone12ProMax | iPhone12Pro|12 | iPhone12mini |
画面サイズ | 6.7インチ | 6.1インチ | 5.4インチ |
高さ | 160.8mm | 146.7mm | 131.5mm |
横 | 78.1mm | 71.5mm | 64.2mm |
幅 | 7.4mm | 7.4mm | 7.4mm |
重さ | 226g | 187g|162g | 133g |
これまで使っていたiPhoneケースは流用できない
iPhone12ProMaxは初の6.7インチモデルのiPhoneです。
これまでのProMaxは6.5インチなので、Maxサイズを使っている方がiPhone12ProMaxに乗り換えても、これまで使っていたiPhoneケースを使い回すことができません。
普段からケースを付けてiPhoneを使用している方はご注意ください。
iPhone12シリーズの価格比較
端末 | iPhone12ProMax | iPhone12Pro | iPhone12 | iPhone12mini |
64GB | ー | ー | 94,380円 | 82,280円 |
128GB | 129,580円 | 117,480円 | 99,880円 | 87,780円 |
256GB | 141,680円 | 129,580円 | 111,980円 | 99,880円 |
512GB | 165,880円 | 153,780円 | ー | ー |
表示価格は税込価格です。
※価格は2021年3月時点のものです
※2022年3月時点では、AppleStoreでiPhone12ProMaxを購入することはできません
iPhoneの中でも最高性能のiPhone12ProMaxは価格も最高に高くなっています(苦笑)。
クラウドサービスなどを利用し、少しでも容量の小さいモデルを購入できるよう検討するのもいいでしょう。
大手キャリアから格安プランが発表されたので、音楽のダウンロードをやめてストリーミングで聞くことも検討しなければ…
iPhone12シリーズの主要スペック比較
端末 | iPhone12ProMax | iPhone12Pro | iPhone12 | iPhone12mini |
カラー | ||||
チップ | A14 Bionicチップ | |||
ストレージ | 128/256/512GB | 64/128/256GB | ||
Bluetooth | Bluetooth 5.0 | |||
3D Touch | × | |||
Touch ID | × | |||
Face ID | ○ | |||
Apple Pay | ○ | |||
防水性能 | IP68 (水深6mで最大30分間) | |||
通信 | 5G(sub-6 GHz) ギガビット級LTE MIMO対応の802.11ax Wi-Fi6 超広帯域チップ VoLTE/内蔵GPS/NFC/FeliCa |
|||
SIM規格 | デュアルSIM(nano-SIMとeSIM) | |||
キャリア | ソフトバンク、au、NTTドコモ | |||
メイン カメラ |
1,200万画素 超広角 f2.4 広角 f1.6 望遠 f2.2(Proはf2.0) 2.5倍の光学ズームイン(Proは2.0倍) 2倍の光学ズームアウト 5倍の光学ズームレンジ(Proはない) 最大12倍のデジタルズーム センサーシフト光学式手ぶれ補正 より明るいTrue Toneフラッシュとスローシンクロ ナイトモード ナイトモードポートレート 自動調整 写真のスマートHDR 3 Apple ProRAW |
1,200万画素 デュアルカメラ 超広角 f2.4 広角 f1.6 2倍の光学ズームアウト 最大5倍のデジタルズーム 光学式手ぶれ補正 より明るいTrue Toneフラッシュとスローシンクロ ナイトモード 自動調整 写真のスマートHDR 3 |
||
インカメラ | 1,200万画素 f2.2 4Kビデオ(24fps,30fps,60fps) Dolby Vision対応HDR(最大30fps) 拡張ダイナミックレンジ(30fps) Retina Flash 映画レベルのビデオ手ぶれ補正(4K,1080p,720p) 写真のスマートHDR 3 ナイトモード Deep Fusion |
1,200万画素 f2.2 4Kビデオ(24fps,30fps,60fps) Dolby Vision対応HDR(最大30fps) 拡張ダイナミックレンジ(30fps) Retina Flash 映画レベルの手ぶれ補正(4K,1080p,720p) 写真のスマートHDR 3 ナイトモード Deep Fusion |
||
ビデオ撮影 | 4K(24fps,30fps,60fps) 1080p HD(30fps,60fps) Dolby Vision対応HDR(最大60fps) 拡張ダイナミックレンジ(最大60fps) センサーシフト光学式手ぶれ補正 2.5倍の光学ズームイン(Maxのみ) 2倍の光学ズームアウト 最大7倍のデジタルズーム(Proは6倍) オーディオズーム QuickTakeビデオ ステレオ録音 ナイトモードのタイムラプス |
4K(24fps,30fps,60fps) 1080p HD(30fps,60fps) Dolby Vision対応HDR(最大30fps) 拡張ダイナミックレンジ(最大60fps) 光学式手ぶれ補正 2倍の光学ズームアウト 最大3倍のデジタルズーム オーディオズーム QuickTakeビデオ ステレオ録音 ナイトモードのタイムラプス |
||
LiDAR | ○ | ○ | × | × |
充電方式 | Lightning端子での有線接続 MagSafeおよびQi規格でのワイヤレス接続 |
|||
高速充電 | 対応(充電アダプタ別売) 30分で最大50% |
|||
ビデオ再生 | 20時間 | 17時間 | 17時間 | 15時間 |
ビデオストリーミング | 12時間 | 11時間 | 11時間 | 10時間 |
オーディオ再生 | 80時間 | 65時間 | 65時間 | 50時間 |
iPhone12ProMaxを約1年使って分かった特徴や良い点レビュー
iPhoneの中で一番画面がでかい
iPhone12ProMaxの最大の特徴は、やはり画面サイズだと思います。
iPhone11ProMaxまで最大6.5インチだったのが6.7インチまで大きくなりました。
数字で見るとたった0.2インチの差ですが、個人的な感想だと結構大きくなった印象を受けました。
ゲーマーには特におすすめ
iPhone12ProMaxの画面サイズはゲームが大好きな方におすすめです。
自然と表示領域も広くなるため1画面で得られる情報が増え、縦型のゲームはもちろん横型のゲームも大画面で操作がしやすいのが嬉しいポイント。
バンカーリングがあればなんとか片手操作も可能
Maxサイズで懸念されるのが片手持ちができるのか?という点だと思いますが、バンカーリングがあればかろうじて片手操作もできます。
個人的にMaxサイズのスマホにはバンカーリングは必須だと思っているので、iPhone12ProMaxを購入予定の方は、ぜひバンカーリングの購入を検討してみてください。
バッテリーの持ちがいい
これもサイズがでかいiPhoneの特権だと思うのですが、とにかく電池の持ちが良いです。
約1年半使った感じ、これまでのどのiPhoneよりもバッテリー持ちが良いと思います。
電池消費が激しい位置情報ゲームアプリ(ポケモンGoやドラクエウォーク)をプレイしていても、5,6時間は充電不要でプレイできてる印象ですね。
カメラマンも大満足なカメラ性能
iPhone12シリーズはProでなくても十分にきれいな写真を撮ることができますが、その中でもiPhone12ProMaxは特に優れたカメラ性能になっています。
ややカメラマン目線が入りますが、「いつも持ち歩くカメラ」という意味で12ProMaxのカメラには信頼感があります。
センサーシフト式手振れ補正で夜景も安心
手ブレ補正は特に夜景を撮影する時に活躍してくれてる気がします。
明るい条件では他のiPhone12シリーズも変わらず高性能ではありますが、明かりが少ない暗い条件ではiPhone12ProMaxだけが持つセンサーシフト式手ブレ補正が力を発揮してくれてる…気がします。
作例は新宿都庁ですが、超広角レンズでも手ブレせず撮影ができました(解像感はやや気になりますが…)
気軽に撮れる超広角が楽しい
これはiPhone11ProMaxでもそうだったのですが、超広角レンズがこうも気軽に使えるのはめちゃくちゃ楽しいです。
iPhoneのせいでカメラの広角レンズを持ち出す機会が減る人もいるんじゃないでしょうか?
望遠はまだまだ1眼カメラじゃないと撮れない写真が多いですが、広角に関しては条件が悪くなければ同じように撮影できるように感じています。
65mmの望遠レンズでボケも違和感があまりない
iPhone12ProMaxだけが望遠で65mmの焦点距離を持っています。(12Proは52mm)
F値(写真のボケ量を決める設定値)が0.2暗くなってはいますが、ボケ具合は焦点距離でカバーできてると思います。めちゃ綺麗ですよね。
また、iPhone11ProMaxと比べるとポートレートモードの精度も上がっているように感じます。
不自然なボケが少なくなったな〜という印象です。悲しいですけどカメラが売れなくなるわけもわかりますね。。。
iPhone12ProMaxを約1年使用して感じた微妙な点
デカくて重い(一般的には)
「何を言ってるんだお前」と言われてしまいそうですが、やはり重い…気がしますもう何年もこのサイズ感でスマホを使ってるので自分自身は当たり前のサイズになっています。
たまに友人のiPhone12とか、自分のサブ機であるiPhoneSE2とかを触ったりすると「うわ…でかいな…」とは思ってしまいますね(苦笑)。
個人的にはメリットが勝るのであまり気にならないですが…。一般的にはここが欠点だとは思います。
Touch IDがない
これは今の世界情勢もあります。iPhone X、iPhone11ProMaxのときはFace IDでも全然気にならなかったですが、2020年はTouch IDが欲しいなと思う1年でした…。
Android機は背面に指紋センサーが付いていたり、ディスプレイ指紋認証という神機能があるので、次期iPhone13ではぜひ搭載してほしいです(切実)。
→iPhone13にも指紋センサーは搭載されませんでした…(涙)
iPhone12ProMaxにおすすめのケースやアクセサリー
【ケース】iFace Reflection 強化ガラスケース
正直購入する前は「ただでさえ大きいiPhone12ProMaxが更に大きくなる(かさばる…)」と思ってたのですが、実際に装着して持ってみるとめちゃくちゃ手に馴染みます(笑)しっくりくるという言い方が正しいでしょうか。
背面は強化ガラスになっているのでiPhoneのリンゴマークを楽しむこともでき、バンパー部分(ケースの周り)もしっかりしているため耐衝撃性能も高そうです。
ランキングにも常に上位にランクインしているので、iPhoneの新しいケースを探している方におすすめです!
【ケース】パワーサポート エアージャケット for iPhone12ProMax
iPhoneでは定番のケースメーカー「パワーサポート」のエアージャケットです。
めちゃくちゃ軽いですし、長年iPhoneのクリアケースを作ってきただけあって無駄のない形状と軽さが特徴です。
「iPhoneは保護したいけど、ケースでかさばるのが嫌だ」「なるべくケース無しで使いたいけど、バンカーリングを使いたいためにケースが必要」「とにかく軽いケースがいい」という方には特におすすめです。
とにかく軽く、iPhoneの背面のリンゴマークを楽しみたい方は、こちらのケースがおすすめです!
【スタンド】MOFT マグネットスマホスタンド
iPhone12の特徴である背面のMagsafe(マグセーフ)。
そのMagsafeに対応したアクセサリーを使ってみたい方には、MOFTのマグネットスマホスタンドがおすすめです。
正直磁力はそこまで強くないため、個人的な感想としてバンカーリングのようには使えません。
ただ製品としてはとても未来を感じることができます(笑)。
室内でYoutubeやNetflixなどの動画サービスを見る際には大活躍しますので、気になる方はチェックしてみてください!
【フィルム】NIMASO ガラスフィルム2枚セットガイド枠付き
ガラスフィルムはとりあえずNIMASO。めちゃくちゃ安いですし、この価格で2枚入りなので失敗した時を考えても安心です。
そもそもガイド枠がついているため、フィルム貼りが下手な人でもよほどのことがない限り失敗することはありません。
それくらい簡単にフィルムが貼れます。
保護フィルムにこだわりがなければ、NIMASOのガラスフィルムを選んでおけば間違いないです!
【リング】バンカーリング
やっぱりバンカーリングは欠かせません。。。
iPhoneの背面がガラスになってからは直接バンカーリングをつけることができなくなってしまいましたが、超強力粘着テープを使って無理矢理使っています(笑)
バンカーリングもかなり色んな種類発売されていますが、初代バンカーリングともいえるこのバンカーリングが、歴史もあり一番信頼できるなと。
バンカーリングがあればMaxサイズのiPhoneも片手操作できることが増えるため、まだ使用してない方はぜひ装着して使ってみてほしいです!
iPhone12ProMaxの外箱・付属品
iPhone12ProMaxの外箱
iPhone12シリーズから外箱が小さくなりました。
写真はiPhoneXSMaxの外箱と比較したものです。
ほぼ半分くらいのサイズですかね…開封したときも「小さ!」って思ったのを覚えています(笑)
iPhone12ProMaxの付属品
付属品については物議を醸したUSB-C to Lightningケーブルと取扱説明書のみです。
電源アダプターは付属していません。
長年iPhoneを買い続けてる人は問題ないと思いますが…って、全然そんなことはありません。
iPhone側がLightningでも充電器側がUSB-C端子なので、iPhone12が初めてのiPhoneという方は必然的にUSB-C対応の充電器を別で購入する必要があります。エコ…とは…。(iPhone12シリーズの発表時、「充電器はみんな持ってるだろうからエコの観点で同梱しない」という説明だった)
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まとめ:iPhone12ProMaxはゲーム好きやカメラマンにおすすめ
iPhone12ProMaxを約1年間使用した時点でのレビューをご紹介しました。
iPhone12ProMaxは大きい画面サイズとバッテリーの持ちの観点からゲーム端末として優秀なので、ソシャゲをよくプレイする方にはぜひおすすめしたいスマホです。
カメラ性能も良く、ある意味で一番シャッターチャンスの多いカメラともいえます(いつも持ち歩いているという意味で)。そういった意味では、カメラが趣味の方にもおすすめといえます。
一番性能がいいということは高価でもありますが、iPhoneはリセールバリューが高く、新型が出ても高値で売ることができます。レンズと一緒ですね。
この記事をご覧になったタイミングでも全然遅くはないので、ぜひ店頭でiPhone12ProMaxを手に持って体験してみてください!
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