2022年9月16日(金)に発売された「iPhone14ProMax」について、実際に使ってみたレビューはもちろん、iPhone12ProMaxから乗り換えて感じたこと、最新情報や新機能を含むスペックなどを解説しています。
■iPhone歴14年目の筆者がiPhone14ProMaxの魅力を忖度なしにレビュー
■iPhone12ProMaxから乗り変えて思った点
■iPhone14ProMaxはどんな人におすすめか
iPhone14Proの購入を検討されている方、iPhone13Pro(iPhone12Pro)と比べてどうなの?と疑問に思っている方は参考にして下さい。
ちなみに私はiPhone14Pro Maxの512GB、ディープパープルを購入しました!
iPhone・iPad関連レビュー記事 | |
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▶新製品発表会の解説 | ▶マクロ撮影のオンオフ |
▶機種変更時にやること |
iPhone14ProMaxの基本情報と外観、販売価格まとめ
iPhone14ProMaxの基本情報
カラー | ディープパープル(NEW) ゴールド シルバー スペースブラック |
ストレージ | 128GB、256GB、512GB、1TB |
サイズ | 幅:77.6mm 高さ:160.7mm 暑さ:7.85mm |
重量 | 240g |
ディスプレイ | 6.7インチ(最大120Hz) |
CPU | A16 Bionic 6コアCPU、5コアGPU、16コアNeural Engine |
カメラ | 【超広角】 1200万画素、13mmF2.2 【広角(標準)】 4800万画素、24mmF1.78 【望遠】 1200万画素、48mmF1.78(2倍望遠) 1200万画素、77mmF2.8(3倍望遠) 【インカメラ】 1200万画素、F1.9 |
対応回線 | 5G(Sub6)、4G、3G |
Wi-Fi | Wi-Fi6(IEEE802.11ax) |
SIM | nanoSIM + eSIM (デュアルSIM対応) ※アメリカ版には物理SIMがない |
充電端子 | 安定のLightning端子 |
ディープパープルの外観やレンズの大きさ
新しいiPhoneを買う時はいつも新しい色。
ということで、購入したのはディープパープルです。
かなりクールな色合いですが、光の当たり方によっては明るく見えたり暗く見えたりするので、iPhone12のパシフィック・ブルーと同じような色合いだなという印象を受けました。
TwitterやYoutubeでも話題になっているカメラ(レンズ)の大きさについては上記の通りです。
たしかにかなりでかいですね(苦笑)。
これまでは裸で使っててもギリギリ気になりませんでしたが、流石に14Proは机に置いたときのカメラの傷なんかも意識する必要があるなと感じます。
また、12ProMax、13ProMaxとは電源ボタンの配置が絶妙に変わっており、ケースを流用して使うことはできません(結局カメラ周りが全然違うのでボタン配置関係なく使い回せないんですが)。
iPhone14/14Proシリーズの販売価格
iPhone14シリーズの価格
容量 | iPhone14 | iPhone14Plus |
128GB | 119,800円 | 134,800円 |
256GB | 134,800円 | 149,800円 |
512GB | 164,800円 | 179,800円 |
円で見るとかなり高い金額に感じるのですが、実はドルベースで見るとiPhone13とほとんど変わらない値段だったりします。
iPhone14Proシリーズの販売価格
容量 | iPhone14Pro | iPhone14ProMax |
128GB | 149,800円 | 164,800円 |
256GB | 164,800円 | 179,800円 |
512GB | 194,800円 | 209,800円 |
1TB | 224,800円 | 239,800円 |
ついにiPhoneも最大スペックでは20万円を超えてくるようになってしまいましたね。
2022年9月時点での為替は1ドル=144円を記録しており、円安であることがiPhoneの価格を押し上げています。
辛い…。
いらない写真や動画、アプリが無いかを確認して、今の自分には何GBが必要化をしっかりと精査したほうが良さそうですね。(私も1TBの購入を覚悟してましたが、アプリやデータの精査をした結果512GBに落とす事ができました)
iPhone14ProMaxのレビュー【約6ヶ月使用】
機種変更前まで2年間使っていた「iPhone12ProMax」の使用感と比較して感じた点をレビューしています。
Dynamic Islandは「今のところ」微妙
iPhone14Proシリーズから新たに追加された「Dynamic Island」。
これまであった上部のノッチが廃止され、カメラ部分のみが縁になるパンチホール型をデザインでうまく隠すような機能です。
Apple新製品発表会では見せ方がうまく、「さすがAppleやな…」と感動したんですが、実際に使ってみると可能性は感じるものの今のところいらないな(むしろ邪魔)という感想です(苦笑)。
音楽かけてる時は波形が動くので邪魔ですし、ジャケットしか表示されない(しかも小さい)ので何の曲を聞いてるかまではわからないんですよね。
タイマーを使ってたら残り時間が表示されますが、機能としてはいいとして使わないでしょという。。。
ただ、まだ対応アプリが少なすぎるだけというのもあるので、今後には期待できます。今はいらないのでオフにする機能つけてほしい…。
常時表示ディスプレイは慣れが必要
新機能の常時表示ディスプレイ。
Apple Watchにも採用されている機能で、超低消費電力でロック画面を表示させ続けるというものです。
これまで必ず最後はロックして画面を消していたので、画面がついている状態というのに正直慣れません(苦笑)。
普段時計をしているので、スマホを時計代わりにすることもないからあまり必要性を感じていない部分もあるんですが、今後ロック画面にもう少し多くの情報を表示できるようになったら重宝するかもしれません(これ自体はiPhone14ProMaxではなくiOS16の問題ですが)。
例えばFxの通貨ペアの値動き、法事できる株式の数の増加…投資ばっかりですねw正直監視したい情報はそれくらいなので、私にはあまり必要のない機能なのかも。
電池消費については、常時表示のせいで減ってるな〜という印象はありませんでした。
私はオフにしていますがw(設定でオフにできます)。
※ちなみにポケットやかばんに入れるなど、フロントカメラが光を検知できない状況になれば常時表示モードでも画面は消えます。表に出すと常時表示状態に戻ります。
カメラは「48MP」よりも暗所性能や望遠がすごくいい
いろんな記事見ても「カメラの進化」「48MP」というのが大々的に宣伝されていますが、正直iPhoneで見るなら12MPも48MPも変わりません(苦笑)。
カメラマンで仕事をしていた自分でも、大きなプリントをしないなら800万画素でも十分だったので、完全にオーバースペックなんですよね。
というか、普通に写真を撮る分には12MPでしか撮影できません。
48MPで撮影するにはRAWという写真の生データで撮影する必要があるんですが、ファイルデータも重くなるし写真編集しない人には全く必要ないファイル形式なんです。
それよりも、暗い場所で撮ったときに明るく撮影できる点や、48MPセンサーを使っているからこそできるズーム撮影(正確にはクロップ撮影なんですが)の解像度がめっちゃ良くなってるなと感じました!
またiPhoneがカメラ業界を破壊しにきたなと(苦笑)。年々撮れないものがなくなってきている気がします。
長時間露光撮影と望遠が必要なスポーツや動物撮影くらいじゃないでしょうか…。
アクションモードは動画撮影するならかなり楽しい
iPhone14Proのアクションモード凄かった
こんなにブレが抑えられるとは…上がiPhone14Pro(0.5× アクションモード)
下がiPhone12Pro(1×)
※音声はiPhone14Pro pic.twitter.com/VuRPisFwN9— Yuma (@NagoyaNY82) September 16, 2022
動画のブレを大幅に補助してくれるアクションモードは、特に激しい動きをする方には重宝する機能だと思います。
ただ、手ブレ補正の宿命なんですけど、強力な手ブレということはその分画角をクロップすることになるんですね。
十分な距離があって、あまり広く取らない場面では十分活用できるのですが、広く撮りたい場合にはまだジンバルが必要かなと思いました。
とはいえ、これがオンオフで使えるのはかなり革命的だなと思います。
作品に使うまで行くと厳しいかもですが、日常や簡単な記録で使う分にはめっちゃ重宝します。
ディスプレイのコントラストが高く感じる
ディスプレイの解像度とかは変わってないはずなんですが、iPhone12ProMaxから買い替えて感じた一番大きいところはコントラストの高さです。
めちゃくちゃくっきりして見えます。
目がつかれるとかではなく、めちゃくちゃ見やすいと言うか。
これは違ってたら恥ずかしいんですが、ディスプレイの輝度が12ProMaxが通常時800ニトなのに対して14ProMaxが1,000ニト(最大は2000ニト)なんですよね。
有機ELなのは変わらないので、ディスプレイが明るい分、コントラストが高く感じるのかなと。
ちなみにiPhone13ProMaxも通常時は1,000ニトなので、13から変えた人はあまり気にならないのかも。
マスク装着時の顔認識精度が上がっている
なぜかiPhone12ProMaxだとマスクをしたときの顔認証精度が悪く、鼻を出すくらいマスクをずらさないと認証されませんでした。
それがiPhone14ProMaxになってからは普通にマスクをした状態でも認識してくれるようになってめっちゃ助かってます。
スペックに見えないところですが、顔認証カメラの精度も上がってるということなんですかね。
花粉症の時期は常にマスクをしているので、普通に助かります(笑)。
流石に持ってて重く感じる
これまで使っていたiPhone12ProMaxは、重量が226g
今回購入したiPhone14ProMaxは重量が240gと14g重くなっています。
たかが14gなんですが、普段外でドラクエウォークをプレイしながら歩いている身としては、明確に重くなった(手首への負担)のがわかるくらいには重いと感じます。
「めっちゃ重い」という感じではなく「あぁ、重いね」ってくらいなのですが、いつも使うものだからこそ微妙な重さの変化は気になる人は気になるのかなと思いました。
ちなみにiPhone13ProMaxは238gなので、13から乗り換える人は気にならないかと思います!重いです(笑)。
iPhoneの種類 | 重量 |
iPhone12ProMax | 226g |
iPhone13ProMax | 238g |
iPhone14ProMax | 240g |
ゲーマー目線でも電池の持ちは過去最高にいい
新しいiPhoneのときにまず感動するのは、電池の持ちです(笑)。
スペック上も当然数値的には良くなってるんですが、いつもの自分の使い方で長く感じるのが一番効果を実感できますよね!
普段からゲームや株価チャート表示などスマホを酷使している私ですが、12ProMaxからだと明らかに長くなったのが実感できます。
参考までにこれまでの各Maxサイズのバッテリー容量は以下のとおりです。
こうやって見ると12ProMax → 13ProMaxの進化がすごいですね…。
iPhoneの種類 | バッテリー |
iPhoneXS Max | 最大15時間 |
iPhone11ProMax | 最大20時間 |
iPhone12ProMax | 最大20時間 |
iPhone13Pro Max | 最大28時間 |
iPhone14Pro Max | 最大29時間 |
もしも何かあった時用にモバイルバッテリーは一応持ち歩いているんですが、ここまでバッテリーが良くなると普段使いではモバイルバッテリーいらねって人も増えてくるかもですね。
iPhone14Pro/14ProMaxにおすすめのケースやフィルム、アクセサリ
おすすめのケース
iFace のReflectionケース
iPhoneのケースとして定番になりつつあるiFaceのReflectionケース。
iPhoneケースの販売数ランキングでも常に上位に位置していますし、電車乗っててもつけてる人多いですよね。
私自身、iPhone12ProMaxで初めて使い始めましたが、2年間しっかりiPhoneを守ってくれました。
見た目がゴツくなるように見えるんですが、不思議と握りやすいですマジで!これ自分も最初驚きました(笑)。
元々iPhoneをケース無しで使う「裸族」だったのですが、この商品に出会ってからはケースをつけるのが苦ではなくなりました。
「いいiPhoneケースないかな?」と探している方には、ぜひとも使ってみてほしいケースです!
NIMASOのTPUケース
ガラスフィルムでおなじみのNIMASOが販売しているiPhoneケースです。
透明感が強く、衝撃も吸収してくれて、色の変色もしにくくなっています。
Reflectionほどゴツいケースはつけたくない、iPhone本来のデザインを楽しみたいという方におすすめです!安いですし!
おすすめのフィルム
NIMASOのガラスフィルム(iPhone14Pro用)
「ガラスフィルムといえばNIMASO」というくらい定番のフィルムになりつつあるNIMASOのガラスフィルム。
今回も安定の2枚入りで、もし貼るのにミスってしまっても安心です!
フィルムが2枚でこの価格だとフィルムの性能大丈夫か?と思いますが、透明感もありますし落下させたときの強度も十分です(iPhoneSE2を外で画面から落下させてしまったんですが、フィルムが守ってくれて本体のディスプレイは無事でした)。
iPhone14Proに限らず、iPhoneのフィルムはNIMASOで間違いないです!
NIMASOのガラスフィルム(iPhone14ProMax用)
iPhone14ProMax版のNIMASOのガラスフィルムです。
Maxサイズにも関わらずPro用と値段が変わらないのは嬉しい点です。
1枚入りで900円のタイプもあるのですが、もしもの時を考えて2枚入りを買ったほうが絶対いいです!
おすすめのアクセサリ
Ankerのマグセーフリング
マグセーフという機能自体に期待して色々なマグセール対応のリングを購入したんですが、ほとんどの製品は磁力が弱いゴミばかりでした(苦笑)。
そんななかようやく我らのAnkerからマグセーフ用スマホリングが発売されました。
期待を裏切らない安定のAnkerは、マグセーフ製品でもいい商品を出してくれました。
磁力が強く、裸でiPhoneを使いたい方には優先候補になるスマホリングだと思います!
マグセーフを楽しみながらワイヤレス充電もしたい!という方におすすめの商品です!
iRingのスマホリング
iPhone5が出たときくらいから?存在している定番中の定番スマホリングです。
私自身はiPhone6Plusからずっと大きなサイズのiPhoneを使っており、それ依頼ずっとiRingを使っています。
流石に大きなサイズのiPhoneをリンクなしで使うのは難しく、様々なスマホリングを使ったんですが、結局これが一番使いやすく帰ってきてしまう…そんな製品です。
ポケットにしまわなくても指に引っ掛けて両手を使えたり、ぶらぶらさせても落下しなかったりとめちゃくちゃ便利ですので、iPhone14Plus、iPhone14ProMaxの購入を考えてる方はぜひおすすめですよ!
マグセーフ対応MOFT
iPhone12シリーズが発売された直後から人気を集めている「MOFT」。
マグセーフ対応アクセとしてかなり有名な商品ですが、もちろんiPhone14でも使用することが可能です。
スマホスタンドとしてはもちろん、背面にカードを数枚入れれるため、クレジットカードや交通系ICカードを入れておけば簡単なおでかけなら財布いらずで外出可能です。
自宅でiPhoneで動画を見る際や、気分転換で使っています!
ただこちらはスマホリングのような粘着力はないため、スマホリング代わりに使うのは絶対におすすめできません(苦笑)。
その辺りも記事で解説していますので、気になる方はご覧ください!
Anker NanoⅡ 45W(急速充電器)
iPhone14はこれまでのiPhone史上最長のバッテリーを搭載しますが、容量が多いということは充電にも時間がかかります。
そんなiPhone14シリーズを速攻で充電してくれるのがAnkerのNanoⅡです。
45Wタイプですが、iPadやM1MacBook Pro14インチも問題なく充電可能です。
充電速度に付いては解説記事で詳しく紹介していますので、気になる方はご覧ください!
マグセーフ充電器(Apple純正)
少し値段は張るんですが、いろんなマグセーフ充電器を試してみた結果純正が一番いいだろという結論に至りました(苦笑)。
安定した充電が可能で、新型のAirPodsPro2も充電可能です。
充電速度をあまり気にしない自宅ではかなり便利なアイテムなので、まだ持ってない方はiPhone14と一緒に購入することをおすすめします!
iPhone14シリーズの特徴
- シンプルに画面の大きいPlusサイズが追加(Pro maxではない)
- miniは廃止
- A15チップ
- Lightning端子です(涙目)
- 従来と同じデザイン
- 5つのカラー展開
- カメラは12MP、標準と広角の2つ(従来と同じ)
- ビデオ撮影にアクションモードが搭載(ジンバルを使ったかのような手ブレ補正)
- アメリカモデルは物理SIMが廃止(全てeSIMに)
- 衝突検出機能が追加(Apple Watch Series8と同じもの)
- 電波がなくても使える緊急SOS(最初はアメリカのみ)
- iPhone14は119,800円から、iPhone14Plusは134,800円から
- iPhone14は9月9日から予約開始、9月16日発売
- iPhone14 Plusは9月9日から予約開始、10月7日発売
miniが廃止!新たにPlusサイズが登場
iPhone14シリーズではiPhone12から登場した「mini(5.4インチ)」サイズが廃止され、新たに無印でも「Plus(6.7インチ)」が実装されます。
昨今のスマホ事情的に、安価版でも大画面スマホが必要という判断だと思われます。
「mini」登場時は一部のインフルエンサーが謎に盛り上げていましたが、売上を見るとあまりよろしくなかったようです。
日本の場合、スマホの文字入力は「フリック入力」が一般的ですが、英語圏の方はフリックで文字入力をしないためサイズが小さいメリットが少ないというのもあるようです。
5色のカラー展開
iPhone14シリーズは5色のカラー展開となっています。
13シリーズから実装されたブルーに加え、新色としてパープルが登場しています。
ピンク色っぽいパープル…かわいいですね。
- ブルー
- パープル(新色)
- ミッドナイト
- スターライト
- プロダクトレッド
衝突事故検出機能を搭載
iPhone14シリーズから「衝突事故検出」という機能が実装されます。
元々はApple Watch Series8の機能っぽかったですが、iPhoneにも実装されるようです(イベント発表時の順番がApple Watchの事故検出からだったため。)
もし事故にあったときにスマホですぐに知らせることができるのは素晴らしいですね。
できれば使いたくない機能ですが、あると便利シリーズといえますね。
これまでで一番持つバッテリー
当然といえば当然かも知れませんは、最新のiPhoneであるiPhone14は、バッテリーの持ちもめちゃくちゃ良いようです。
試しに過去のiPhoneと比べてみました。
まぁチップが良くなってるので、最新機種であるほど低消費電力が実現 = バッテリーの持ちがいいということでしょう。
iPhone12 | 最大17時間 |
iPhone13 | 最大19時間 |
iPhone14 | 最大20時間 |
iPhone14 Plus | 最大26時間 |
カメラ性能が大幅向上!特に暗所性能が向上
画素数は据え置きの12MPであるものの、暗所性能がかなり良くなっているようで、標準レンズならiPhone13の2.5倍明るく写るようです。
暗所でのノイズがどの程度なのかは気になるところですが、もう本当カメラ市場を破壊しに来てますよね(苦笑)。
望遠がいらない方ならスマホでよくなってしまっている…。
と、感じてしまうぐらいにはスマホカメラの進化がエグいです。
ジンバル不要?レベルの強力な手ブレ補正「アクションモード」
動画撮影の際の手ブレ補正機能として「アクションモード」というものが追加されました。
これは撮影できる画角を少し狭くすることで、強力な手ブレ補正を実現するものです。
「ジンバルもいらなくなるくらい強力」と説明されていたので、走りながら並行して撮影するような場合でも見やすい動画を撮影することができそうです。
これも普段はいらない気がしますが、嬉しい人にはめっちゃ嬉しい機能だと思います。
iPhone14Proシリーズの特徴
- ノッチが廃止、Dynamic Islandというリアルタイム通知に
- 4つのカラー(新色はパープル)
- サイズはこれまでと同様6.1インチと6.7インチ
- Lightning端子です(涙目)
- 常時表示ディスプレイを実装(低消費電力で実現)
- A16チップ搭載
- 標準レンズは48MPのプロカメラ(サイズも大きくなっている)
- 13Proに比べて2倍の暗所性能(暗いところでも明るく写る)
- 証明の自動調整機能が向上
- 衝突検出やアクションモードなどの新機能ももちろん搭載
- iPhone14Proは149,800円から、iPhone14Pro Maxは164,800円から
- 9月9日から予約開始、9月16日発売
iPhone14シリーズの特徴は全て兼ね備えているので、iPhone14Proシリーズ特有の特徴を解説します。
伝統のノッチが廃止!パンチホール型へ
iPhone14Proシリーズでは、Face IDのiPhoneでは象徴だったフロントカメラ部分のノッチ(切り抜き)がなくなり、カメラ部分のみの「パンチホール型」へと変更されました。
かなりスタイリッシュになっており、実際に操作するときの印象も変わってきそうです。
後述する「Dynamic Island」も相まって、カメラ部分は全く気にならないものとなるでしょう。
新機能「Dynamic Island」で通知体験が変わる
iPhone14Proシリーズの目玉でもある「Dynamic Island」。
これまでノッチの部分はディスプレイではなかったため、その部分はどうしても切り抜かれた形が気になる部分がありました。
これはフロントカメラの構造上仕方ないことなのかと思っていましたが、Proシリーズではパンチホール型に変更されたため全体がディスプレイとなりました。
この一部のカメラ部分をうまく隠すため、カメラ部分の黒い領域をアプリに合わせて様々な用途で使うことができます。
通知の表示はもちろん、音楽再生や野球観戦時の得点なんかも表示できるようです。
アプリ毎に使用できるとのことだったので、公式アプリだけでなく楽しい使い方ができるアプリが出てきそうな予感です!
常時表示ディスプレイ機能を搭載
Apple Watchではすでに実現していた「常時表示」が、ついにiPhoneに実装されます。
低消費電力モードを応用させることで、画面をロックしても画面が消えることなくうっすら付いた状態を維持できます。
iOS16シリーズからはロック画面をかなり自由にカスタマイズできるようになるっぽいので、ロック画面に表示させる情報も自分好みに調整できそうですね。
いちいち画面をタップせずに情報を取得できるのは、実はかなりいい機能なのでは?なんて思ってます。
これ、ガジェット好きにはかなり刺さってる機能です(笑)。
最大輝度2000ニトで屋外晴れた日でも視認性が高い
これサクッと流され気味に説明があったのですが、画面の輝度(どれくらい明るくできるか?という数値)が最大で2000ニトもあるんだとか。
これ、数字で言われても意味わからないと思いますが、要するに太陽の光があたっていても画面を見ることができるかという数字です(すごいざっくり説明しています)。
晴れた日にスマホを触ってると、太陽光が眩しすぎてスマホの画面が見づらいなんて経験ないですか?私はドラクエウォークやってる時しょっちゅう見づらいと思っています(笑)。
この数字が高ければ、太陽光に負けない明るさで視認性を確保してくれます。
iPhone13Proが1000ニトだったので、倍明るいということですかね…明るすぎて目痛くなるかも(笑)。
iPhone14シリーズを超えるロングバッテリー
iPhone14Proシリーズには最新のA16チップが搭載されているため、iPhone14シリーズ以上にバッテリーの持ちがいいです。
iPhone13Proシリーズもかなりロングバッテリーなスマホでしたが、それを1時間上回る性能となっています。
電池が持つのは正義。モバイルバッテリーを持ち歩かなくても良い世界になってほしい…。
iPhone13Pro | 最大22時間 |
iPhone14Pro | 最大23時間 |
iPhone13Pro Max | 最大28時間 |
iPhone14Pro Max | 最大29時間 |
48MPの超解像度カメラ
もはやスマホにこんなに画素数の高いカメラ必要なのか?とも思うのですが、完全に一眼レフやミラーレスを潰しにきている性能の良さです。
48MPもあれば、かなり大きく引き伸ばして印刷しても使えるため、本当の意味でプロカメラマンもiPhoneで仕事の写真を撮ることが増えてくるかもしれませんね。
「カメラ買うほどではないけど…」という普通の方は、もうiPhoneあればカメラいらないですね(苦笑)。
iPhone14ProMaxに買い換えるべきか?
iPhone11シリーズより前の機種を使っている方は買い
現在、iPhone11シリーズよりも前のスマホを使っている方は、iPhone14を買ってしまってもいいと思います。
流石に処理性能は爆上がっていますし、電池の持ちもいいです。
カメラ性能も11より前の機種から比べたら明らかに綺麗になっており、暗所性能も高くなっています。
もし最新性能を求めないのであれば、安くなったiPhone13も十分選択肢に入ってくると思います。
正直iPhone14シリーズが出たことで13シリーズの評価が上がったと思っています(笑)。めちゃくちゃバランスのいい完璧なiPhoneだなと。
なので、最新機種がほしければiPhone14かiPhone14Pro、コスパ良くiPhoneを買い替えたいならiPhone13がいい選択肢だと提案します!
iPhone12シリーズを使っている方は買ってもいい
iPhone13の購入を我慢できた方!そう、私です(苦笑)。
iPhone13の購入をスルーできて、且つ今日まで購入するのを我慢してきた方は、iPhone14シリーズを買いましょう(笑)。
もちろん、「iPhone15を待つ」という選択肢もありますが、2年使ってきたら新しいiPhoneが欲しくなりますよね?(笑)。
「カメラしか良くなってない」と言われるiPhoneですが、12シリーズから見れば大進化しています。地味ですが、普段使いでは嬉しい点がめっちゃ多いです。
iPhoneはリセールバリューが高いので、もし来年15が欲しくなってしまったら下取りに出せば10万円以上の金額で売れると思いますので、個人的には買いだと思っています。
この記事を読んで頂いてるくらいiPhone14が気になっている方なら、今すぐiPhone14を購入して気持ちよく毎日を過ごしましょう!
iPhone13シリーズを使っている方は15待ちでいい
iPhone14が発表されたことで、iPhone13シリーズの良さを再確認しました。
正直スペックを見れば全体的にiPhone14シリーズの方が高い数字を叩き出しているんですが、それを実感できることはほとんどないはずです。
見た目で違うのはDynamic Island(ノッチの部分)くらいで、カメラ性能も写真に詳しい人でなければほとんど違いはわからないと思います。
円安で価格も上がっていますし、仮に下取りに出したとしてもその差分の満足感を得られるかと言うと、自分はないように感じます。
今iPhone13シリーズを使っている方は全然そのまま使い続けていただいて、iPhone15シリーズでドヤりましょう!
【過去分】iPhone14シリーズのリーク最新情報
iPhoneは人気商品故に様々なリーク情報が存在します。
現在はすでに正式なスペックが発表されていますが、ここでは正式発表前にリークされていた噂話について解説しています。
こんな話があったんだ〜程度にご覧ください。
バッテリーの%表記が復活
これはiPhone14というよりはiOS16のアップデートによるものですが、画面右上のバッテリー表記に昔あった%の表示が復活するようです。
iPhoneXから消えてしまったバッテリーの%表示ですが、不便に思っていた方も多いのではないでしょうか?
中にはもう%見なくてもだいたい残りどれくらいかわかるようになってしまった方もいるかもしれませんが、iPhone14(iOS16リリース後)では昔みたいに%で残量を確認できそうです!
※iPhone13や12でもiOS16にアップデートすれば同様に%表記が可能だと思われます。
A16Bionicチップで高速化
iPhoneは新型が出るたびにCPUが最新のものにアップグレードし、処理性能や低消費電力(バッテリーが長持ちするようになる)を実現してきました。
iPhone13にはA15Bionicチップが搭載されているため、iPhone14ではA16Bionicチップが搭載される可能性が高いです。
個人的にはできることが増えるよりも、シンプルに消費電力が低くなって今のサイズで電池の持ちが良くなってほしいです(笑)。
iPhoneのシリーズ | 搭載されたCPU |
iPhoneXS/XRシリーズ | A12 Bionic |
iPhone11シリーズ | A13 Bionic |
iPhone12シリーズ | A14 Bionic |
iPhone13シリーズ | A15 Bionic |
iPhone14シリーズ | A16 Bionic? |
miniサイズ(5.4インチ)が廃止
日本では地味に(?)人気があったiPhone miniですが、iPhone14シリーズではラインナップから外れるというリーク情報が多数出てきています。
個人的にはMax(Plus)サイズ一択の人間なので、miniはあってもなくてもどっちでもいいんですが(苦笑)。
これまでiPhone12、iPhone13でminiサイズを使用していた方には辛いことになりそうですね…。
今すぐ動く必要はないですが、miniシリーズがないという発表があった場合はiPhone13miniを購入しておくというのもありだと思います。
Proシリーズはノッチがパンチホール型に
ロック解除が「顔認証」になったiPhoneではおなじみの上部の切掛け「ノッチ」が、iPhone14ではカメラ部分のみのパンチホール型になるのではないかという噂が多く出ています。
元々アンドロイドスマホではカメラの部分のみで、カメラ以外の部分はディスプレイとして表示されていたわけですが、iPhoneは画面上部はカメラ以外の部分も黒き切り取られていました。
iPhone = ノッチという感じもするので、ここまで来たらノッチは残してほしい気もしますが(笑)。
一般的には嬉しい人が多いんですかね…どうなんでしょう(苦笑)。
4800万画素カメラ搭載!8K対応?
iPhone14はカメラの画素数が4800万画素になると言われています。
iPhone13のカメラは3種類とも1200万画素なので、約4倍の進化になります。上がりすぎだろ(笑)。
iPhoneの画面で見る分には1200万画素でも十分なので、プロが仕事でも使用できるサイズをイメージしてるんでしょうか。
一部では8K動画に対応するためという情報も出てきています。
iPhoneで8K動画撮れるようになったら、YoutuberとかはカメラからiPhoneに戻る人が多くなりそうですね…。
2TBがラインナップに追加
iPhone13では1TBがラインナップに追加されましたが、iPhone14では2TBのラインナップが追加されると言われています。
もうここまで来ると動画ユーザー用ですかね。
普通の用途で使用する人は256GBでも多いと思うので、本当にごく一部の人を狙ったラインナップとなりそうです。
USB-Cの実装はない…?
iPhone12のときから言われ続けている充電端子の「Lightning → USB-C」への変更ですが、どうやらiPhone14でもUSB-Cに変更されることはないようです。
Lightningのデータ転送速度が上がるみたいですが、端子としてはLightningのままっぽいですね。
ここは現時点の情報ということで、サプライズを期待したいですが…というかiPadもUSB-Cですし、そもそもMacBookも端子が全部USB-C(Thunderbolt)なんだからiPhoneもUSB-Cにしてほしい。。。
Lightning端子のライセンスフィーがめっちゃ儲かるととかそういう理由で変えれない事情があるんでしょうか。。。
(2024/11/21 14:52:30時点 Amazon調べ-詳細)
ディスプレイTouch IDは非搭載
ディスプレイに触るだけで指紋認証のロック解除が可能な「ディスプレイTouch ID」機能も、iPhone14では搭載されないと言われています。
これはiOS15.4で実装された「マスクしたままでもFace IDのロックが解除される」があるからなんでしょうかね。
これは個人差あるかもですが、私の場合マスクをしていてもロック解除される確率が30%くらいしかなくストレスなので、ディスプレイTouch IDはぜひとも実装してほしいんですが。。。
まとめ:iPhone14は次のiPhoneを感じさせてくれるスマホ
iPhone14シリーズの特徴を解説しました。
正直スマホの進化は徐々に止まってきていて、最近のスマホには驚きが足りないですよね…。
便利にはなってるんですが既存機能の延長線上というか。
iPhoneの発表はiPhone6か7くらいまでがピークだったかな〜iPhoneXも初めてのFace IDで湧いたのを覚えています。
iPhone14も大幅な進化はなかったですが、地味なブラッシュアップで確実に使いやすくなっています。
iPhone15ではいよいよLightning廃止が濃厚なので悩ましいですが、気になっている方は思い切って購入してみることをおすすめします!
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