これまでCANONのEOS R6を使っていたのに買ってしまったSONYのα7Ⅳ。
メーカーが違っても大枠の使い方はだいたい同じなのですが、(当たり前ですけど)細かい部分は結構違っているため、可能な限り操作方法を合わせたいんですよね。
この記事では、主に写真撮影メインの元プロカメラマン(今は趣味)が、現在α7Ⅳで使用しているカスタム設定について紹介します。
■スナップ、ポートレート撮影メインのカスタム設定
■それぞれのボタンに各機能を割り当てている理由
■ボタン配置だけでなくマイメニューについても解説
α7Ⅳの操作方法をこれから詰めていきたいという方は、この記事を参考に自分の使いやすい設定を見つけてください!
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α7Ⅳの「背面1」おすすめ設定
①AELボタン:マイメニュー呼び出し
撮影する毎にメモリーカードをフォーマットするため、カードのフォーマットにアクセスするためにここにマイメニュー呼び出しを割り当てています。
あまり押すボタンでもないので直接フォーマットを割り当ててもいいのですが、万が一の事故が怖いので、マイメニューを噛ませた設定にしています(苦笑)。
②AF-ONボタン:登録フォーカスエリア+AFオン
普段の撮影はスナップや風景が多いため、フォーカスエリアはスポットにしてマルチセレクターでピント合わせしています。
で、人物を撮影する際はフォーカスエリアをワイドに変更し、瞳AFが動作するようにするため「フォーカスエリアをワイドに変更」+「親指AF」を割り当てています。
これはEOS R6のときからこの設定なので、自分の撮影方法としてこれが体に染み付いています(笑)。
③C1ボタン:ホワイトバランス
夕方〜夜の撮影でホワイトバランスをよく触るので、アクセスしやすいカスタム1ボタンに割り当てています。
基本的には「AWB(White優先)」か「4300K」で撮影することが多いです。
RAW現像でどうにでもなる部分なんですが、撮影時のテンションを上げるために細かく設定を変更しています。
④C3ボタン:フォーカスモード
初期設定のままです。
サイレントシャッターをここに割り当ててもいいかもしれませんが、サイレントシャッター自体もあまり使わないので今はこのままにしています(苦笑)。
⑤ゴミ箱ボタン:タッチ操作切替
基本的に液晶タッチ操作をすることはないので、通常時はOFFにしています。
たまに謎にタッチでAFをあわせたいときがあるので、その時のために割り当てています。
α7Ⅳの「背面2」おすすめ設定
①マルチセレクター:フォーカススタンダード
基本的にフォーカスエリアをスポットにしているため、マルチセレクターでゴリゴリピント位置を動かします。
そのため、ピント位置をセンターに戻したい場面が多いのでこの機能を割り当てています。
ピント位置は自分でコントロールしたい派なんですが、世の中のカメラマンさんはこの辺どうしてるのだろうか…。
②センターボタン:MENU
α7Ⅳのメニューボタンはファインダー左側にあるため、アクセスするには左手で操作する必要があるんですよね。
それが煩わしいので、可能な限り右手で操作が完結するようセンターボタンにはメニューを割り当てています。
これはめっちゃ便利なので、結構万人におすすめできる設定かと思っています!
③ホイール左:ドライブモード
これはデフォルトのままですね。
撮影するものによって連写設定する際に使用します。
④ホイール右:ISO感度
こちらもデフォルトのままです。
後述しますが、ホイールにISOを割り当てているため、実際に使用する機会は少ない(ほぼない)です。
⑤ホイール下:クリエイティブルック
個人的にα7Ⅳで一番好きな機能である「クリエイティブルック」をここに割り当てています。
普段はFLで撮影することが多いですが、気分でSH、ポートレートや風景はSTで撮影することが多いです。
α7Ⅳの「上面」おすすめ設定
①録画ボタン:APS-C35mm
α7Ⅳは3300万画素センサーを搭載しているため、クロップ撮影しても十分な画質を確保できます。
望遠に強いレンズを持っていないため、遠くのものに寄りたい場合は35mmモードを使用します。
②C2ボタン:ISO AUTO低速限界
スナップ撮影時は絞り優先モードで撮影するため、ISOはオートです。
普段は低速1/125に設定していますが、状況に応じて1/60にしたり1/200に変更しています。
α7Ⅳの「レンズ」おすすめ設定
①レンズボタン:フォーカスホールド
正直このボタンを使用することがないので、デフォルトのままです。
ボタンがついてないレンズとかもあるので、ここはないものとして使用しています。
超望遠レンズとか使っている方は多用するんでしょうけど、これまでの経験にレンズボタンを使うというものがないので(苦笑)。
α7Ⅳの「ダイヤル/ホイール」おすすめ設定
①前面ダイヤル:Av(M)/ Tv
一番最初に使ったカメラ、NIKON D90のときの操作方法が根底に染み付いているため、前面ダイヤルは「絞り」を設定しています。
これはCANONのEOS R6を使っているから感じることかもですが、CANON機は前面ダイヤルがシャッタボタンに対して垂直(上方向で回す)になっててめちゃくちゃ操作しやすいんですよね(笑)。
SONY、NIKONのカメラは前面ダイヤルがシャッターボタンに対して水平に配置されているため、CANONのカメラと一緒に使っているといつもの場所にダイヤルがなくて焦ります(苦笑)。
慣れですかね…。
②上部左ダイヤル:Av/ Tv(M)
上記と同じで、D90の設定に従うとこちらはシャッタースピードになります。
シャッタスピード優先モードを使うことはほとんどないので、マニュアルモードで撮影する際に多用しますね。
③上部右ダイヤル:露出補正
α7Ⅳから自由にボタンを割当できるようになったことが話題になっていましたが、私はデフォルトのまま露出補正ダイヤルです(笑)。
マニュアル撮影時に使うことはないんですが、絞り優先モードで撮影する際は結構使います。
④ホイール:ISO
ここはまだ確定しきっていないのですが、2022年5月時点ではISOを設定しています。
ただ、カメラを肩がけしている時にたまにダイヤルが回ってしまっていて、ISOオートからISO200とか設定が変わってしまっている時があるんですよね。
なので露出補正と入れ替えようか検討中です。
ISOは普段がオートなのであまり細かく見る習慣がなく、ダイヤルが回っちゃってるときに気づけない可能性があるので。。。
α7Ⅳの「マイメニュー」設定・追加項目
フォーマット
基本的に撮影ごとにPCにデータを保存し、次の新しい撮影の際はカードをフォーマットするので、アクセスしやすいようマイページの一番上においています。
ニコンのカメラを使っていた時は3つのボタン長押しでフォーマットできたのがめっちゃ楽だったんですが、SONYにもそういう機能付けてほしいです(笑)。
流石にカスタムボタンに割り当てるのは事故が怖いので…。
サイレントシャッター
今はライブ撮影することはほとんどないので実際に使うことは少ないんですが、アコギやピアノ演奏など、シャッター音が邪魔になってしまう静かな場面で使用します。
正確には「使用していました」が正しいんですが、昔のカメラからのクセで設定しています。
流石にカスタムボタンに割り当てるほど使用頻度は高くないので、マイメニューでいいかな〜くらいの温度感です。
まとめ:α7Ⅳを自分だけの設定にカスタマイズしよう
SONY α7Ⅳの写真撮影向けおすすめカスタム設定を紹介しました。
正直カスタム設定なんて個人の使いやすさ次第なので正解はないんですが、とある元プロカメラマンの設定ということで参考にしていただけますと幸いです。
もしなにか不明点とか、気になる点があればTwitterの方に凸いただければ回答させていただきますのでよろしくおねがいしますmm
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