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【2021】中古カメラ・レンズのメリットデメリット!選び方注意点、おすすめのお店

【2021】中古カメラ・レンズのメリットデメリット!選び方注意点、おすすめのお店

カメラを趣味にしている人が一度は利用を検討したことあるのが、中古カメラ・レンズの購入です。新品に比べて安価で購入できることもあり、利用している方も多いかと思います。

ただ、中には「既に使われたことのあるカメラを使うのはどうなんだろう」「どのように使われていたかわからない」「壊れている場合があるんじゃ…」という不安を持つ方もいらっしゃるかと思います。

この記事では元プロカメラマンとして活動していた筆者が、中古カメラ・レンズを購入するメリット・デメリット、中古製品を購入する際の注意点について解説します。ご紹介する注意点さえ把握できれば動作不良品を購入してしまうことはほぼ無くなると思うので、ぜひ参考にしてください。

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中古カメラ・レンズのメリット

新品に比べて安く購入できる

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中古カメラ・レンズの一番のメリットはなんと言っても価格の部分です。

発売された直後のカメラやレンズでは新品との値段差はほとんどないですが、発売から2,3年が経過した製品だと新品と比べてかなり安くなっている場合が多いです

カメラだけでなくレンズも揃えていくとなると、その価格差は馬鹿にできません。上記画像のように新品と比べて10万円以上安い場合もありますので、新品にこだわり過ぎず中古のカメラもチェックしてみてください

性能は変わらない

中古のカメラやレンズは、誰かが既に使用したというだけで新品商品と性能は変わりません。

どんな風に使用されていたかわからないという不安はあるかもですが、人気のカメラやレンズなら状態がきれいな製品も多く、本当によく見ないとわからない傷があるだけというものも多いです。

同じ性能のものなら安く変えるに越したことはありませんので、特に予算が厳しいときは中古を活用するといいでしょう。

生産中止の名機(銘玉)を使用できる

中古レンズ・銘玉のすすめ

中古レンズの一番の楽しみとして、現在は既に生産が終了している昔のレンズ(オールドレンズ)を手に入れられる可能性があることです。

最近のレンズは光学性能が超優秀で、フレアやゴーストの発生が抑えられキレキレば描写を提供してくれますが、昔の写真のような淡い感じやいい雰囲気の色味を表現することはできません。(良くも悪くもキレイに写りすぎます)

オールドレンズはその一つ一つの写りに特徴があるものが多く、しかもかなり安価で入手できることも多いため、オールドレンズを楽しみたい場合は中古レンズを探すことになります。

なお、レンズのメーカーがカメラと違う場合でも、「マウントアダプター」というアクセサリーを使用することでオールドレンズを楽しむことができます。例えばソニーのカメラにライカのレンズを装着するといったことも可能です。

中古カメラ・レンズのデメリット

どのように使われていたかがわからない

カメラがどのように使われていたかがわからない

中古カメラを購入する際に一番不安になる部分は、そのカメラが売られる前にどのようなオーナーがどのような使い方をしていたかわからないという部分があります。

カメラ屋で購入する場合は十分なメンテナンスが施され、中古製品用の保証も用意されていることが多いため、万が一故障してしまった際も修理してもらえることが多いです。

一方、メルカリやヤフオク、リサイクルショップやフリーマーケットといったカメラユーザーから直接カメラやレンズを購入する場合は、購入後のケアがなかったり疎かな場合があります。特にカメラ初心者の方は、最初はカメラ屋で購入することをおすすめします。

欲しい商品がいつも販売されているわけではない

欲しい商品がいつも販売されているわけではない

中古のカメラは新品に比べて安く購入できるというメリットがありますが、欲しい商品が常に中古品として販売されているとは限りません。中古製品が販売されているかどうかは、ある意味で運のようなものです。

人気の製品であればすぐに在庫が入ることもありますが、ニッチな製品を求めている場合は中々中古の製品自体に出会えないこともあります。価格を重視してゆっくり待てる場合は問題ないですが、「今すぐに欲しい!」という場合は、中古では手に入らない可能性を考慮しておきましょう。

新品に比べて製品保証期間が短め

カメラやレンズを新品で購入する場合は、メーカー保証が1年は必ず付きます。更に店舗独自の保証が、有料ではあるものの2〜5年近く付く場合もあります。

一方で中古のカメラだと一般的には半年(6ヶ月)、長くても1年程度の場合が多いように感じます。店舗によってはもっと長い保証がある場合もありますが、全額保証ではなく製品購入代金の何割かを負担するといった形になっていると思います。

保証の面では、新品製品とは越えられない壁があります。

中古カメラを購入する際の選び方・注意点

総シャッター回数を確認する

総シャッター回数を確認する

中古のカメラを購入する際は、必ずシャッター回数を確認するようにしましょう。おそらく店員さんにお願いすれば調べてもらえるはずです。(たぶん。。。)

カメラにはそれぞれ「シャッター耐久保証回数」というものが設けられています。初心者向けのエントリー機だと10万回程度、ハイアマチュア機で20万回、プロ機だと30万回以上といった風に決まっています。

例えば外観の状態が凄くきれいでも、実はめちゃくちゃシャッターが切られているカメラの場合は購入後すぐにシャッターユニットが破損してしまう可能性があります。逆にシャッター回数がめちゃくちゃ少ない中古カメラというのも意外と多く存在しています。

動作確認や外観の傷だけでなく、シャッター回数も確認するようにしてください。

カメラ本体の傷の有無(特に底の部分)

カメラ本体の傷の有無(特に底の部分)

私が昔プロとして活動していた時の経験談でもあるのですが、カメラの傷をチェックする際、特にカメラの底の部分が剥げている場合はかなり使い込まれている可能性が高いです

これは撮影しているジャンルによって異なるかもですが、プロはカメラを複数台使用することが多く、特にイベント撮影やブライダルの撮影では複数台使用することは普通です。そうなったときに移動時はストラップを肩にかけて移動しますが、撮影中は邪魔になり床に置くことが多くなります。この床に置く回数が増えれば増えるほど、カメラの底が剥げていくんですね(苦笑)。

普通に使っていれば見える範囲の傷は付くものなので、気になるか気にならないかは個人の感覚にもよると思うのですが、カメラの底の傷が目立つ場合は購入を慎重に検討したほうがいいと思います。

ファインダー内の傷やゴミ、カビの有無

ファインダー内の傷やゴミ、カビの有無

中古カメラを購入する際は外観の傷だけを確認するのではなく、必ずファインダーを覗くようにしましょう。大事に使われていたカメラなら問題ないのですが、たまにファインダー内にホコリが入っていたり、古いカメラの場合はカビがある場合があります。

大抵の場合はカメラの状態を表示する欄に「カビ:有/無」の表記があると思いますが、自分が使うものですのでご自身でチェックするのがおすすめです。実際に構えた時の感じを掴む意味でも、ファインダーの確認を忘れずに。

イメージセンサーの傷やゴミ、カビの有無

イメージセンサーの傷やゴミ、カビの有無

ここは中々気付きにくい部分ではあるんですが、カメラボディーのキャップを外した奥に見えるイメージセンサー(カメラが光を取り込む部分)にゴミや傷が付着していないかも確認しておきましょう。

イメージセンサーにゴミや傷があると実際に撮影した写真にもゴミが写り込んだり、傷の部分が反映されてしまいます。ゴミは清掃を依頼することで除去できますが、傷がある場合はイメージセンサーを交換することでしか解決できません

もし中古価格がめちゃくちゃ安くて「イメージセンサーに傷あり」と記載があるものは、できるだけ避けることをおすすめします。

必要最低限の付属品があるか

必要最低限の付属品があるか

中古カメラを購入する場合、外箱までついている事はあまりありません。本体はもちろんあるとして、バッテリーとストラップは基本的に付属していると思いますが、場合によってはバッテリーチャージャー(充電器)がなかったり、PCと接続するためのケーブルが欠損している場合があります。

最近はUSB-Cでカメラを直接充電できるカメラも増えてきていますが、やはりバッテリーチャージャーで充電できる方が便利です。慣れた方には不要ですが、カメラ初心者だったり初めて使うメーカーのカメラの場合は取扱説明書もあった方が嬉しいですよね。

中古カメラを購入する際は必ず付属品についても確認するようにしてください。

中古レンズを購入する際の選び方・注意点

カビや傷、レンズ内のホコリ

カビや傷、レンズ内のホコリ

カメラと同様ですが、レンズの場合もレンズ内のホコリやカビについてチェックしておくことをおすすめします。レンズ内のホコリも撮った写真に写り込んでしまう可能性があるため、合わせて試し撮りもするようにしてください。

レンズ内にカビが見つかった場合は、長い間湿気のある環境で保管されていた可能性が高いです。カメラ・レンズにカビは天敵ですが、普段から使用していた場合はカビが発生することは殆どありません。そのため長らく使われず、保存状態が悪かった可能性が高いです。

レンズマウントの摩耗や傷

意外と見落としがちなのが、レンズマウントの摩耗や傷の有無です。レンズマウントはカメラと装着する側の部分をいいますが、カメラに情報を送る電子接点があります。

レンズ交換を頻繁に行っているとマウント側が摩耗し、カメラと装着した際にオートフォーカスが動作しづらくなるといった事象につながる可能性が出てきます。中古でレンズを購入する場合はマウント側の傷も必ず確認するようにしましょう。

オートフォーカスが正常動作するか

オートフォーカスのついたレンズの場合は、オートフォーカスが正常に動作するかも確認しておきましょう。当たり前のように聞こえるかもですが、レンズによってはオートフォーカスの精度が低くなっており、撮影した写真をPC画面で確認するとピントが微妙にずれていることがあるためです。

仮にフォーカス精度が低下していても、サポートセンターに持ち込めば調整はしてくれます。ただ、購入したばかりのレンズをすぐにメーカーに修理に出すのは気が引けてしまいますよね。。。可能な限り購入時にオートフォーカスが問題ないかも確認するようにしましょう。

中古カメラ・レンズ購入におすすめのお店

マップカメラ

マップカメラ店内の様子

中古カメラ・レンズを購入するなら、まずは東京・新宿にあるマップカメラがおすすめです。プロカメラマンも使用している方が多く、圧倒的な品ぞろえと購入後のサポートが手厚さが魅力です。

中古の場合の保証期間は最長1年です。購入後2週間以内なら動作不良が発覚した際に返品制度を利用できるため、仮に初期不良品を購入してしまった場合も安心です。

店舗在庫とWeb上に表示されている在庫がリンクしているため、Web上には載ってたけど店舗に行ったら売り切れていたということもありません(本当にタイミングが悪いと直前で売れてしまう可能性はありますが…)。中古カメラの購入を検討する際は、マップカメラからチェックするといいでしょう。

▶マップカメラの公式HPはこちら

フジヤカメラ

フジヤカメラの外観

マップカメラと並んで定番のカメラ屋が、東京・中野にあるマップカメラです。実は私もカメラを始めた当初はマップカメラにお世話になっていました(今はマップカメラです)。

新品カメラはもちろん、中古カメラ・レンズの品揃えが豊富です。マップカメラはちょっと清楚で高級チックな店内になっていますが、マップカメラはいい意味で町のカメラ屋さんという雰囲気で、気軽に入りやすいです(笑)。これ褒めてます

中野駅から歩いてすぐなのでアクセスもいいです。正直マップカメラとどちらがいいかは好みの問題なので、気になったほうを選ぶでいいと思います。

▶フジヤカメラの公式HPはこちら

「メルカリ」や「ヤフオク」は上級者向け

メルカリのロゴ

中古カメラやレンズを購入する際、選択肢に上がるのがメルカリやヤフオクといったフリマ・オークションサイトです。カメラ屋で購入するより更に価格が安い場合が多く、利用している方もいらっしゃるかと思います。

ただ、個人的にメルカリやヤフオクでの購入はおすすめしません。カメラの知識やある方や、傷・動作不良をある程度容認できる方なら問題有りませんが、始めたばかりの初心者の方や、少し慣れてきたくらいの方だと状態を正しく判断できず、状態の悪い製品を購入してしまう可能性が高いです。(出品者自体が動作不良に気づいていない場合もあります。保証もありませんし)

私自身、特別欲しい物がない限りこれらのサービスは使用していません。多くの商品が出品されているとは思いますが、これらのサービスはカメラの扱いに慣れてきてから使用してください。

中古でおすすめの狙い目カメラ5選

1. Canon:EOS RP

キャノン EOS RPの画像

「本格的にカメラを始めたいな」という方におすすめのカメラが、CANONのミラーレス一眼カメラ「EOS RP」です。発売直後は中途半端なスペック感が否めませんでしたが、EOS R5、R6が発売されたことによりコスパが良く軽量なカメラとして再び注目を集めています

2620万画素のフルサイズセンサーなので、A3印刷でも全然余裕に使用できます。重量は485gしかなく、RF50mm F1.8のレンズ(160g)を組み合わせても約650gと軽いです。

フルサイズセンサーなのでボケも楽しむことができ、人物撮影にも最適です。これから本格的にカメラを始めてみたいなという方は、値段も手頃になってきたEOS RPから始めて見るのがおすすめです。

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2. ニコン:Z50

ニコン Z50の画像

2021年8月時点ではNIKON Zfcが大人気ですが、ミラーレスカメラではこのZ50もおすすめできる名機です。発売されたのは2019年ですが、今でも全然問題なく使用できるスペックを兼ね備えています。

2088万画素のAPS-Cセンサーなのでレンズの種類が少ない点はネックですが、普段使いする分には問題ないラインナップがあります。最悪FTZというマウントアダプターを使用すれば、一眼レフ用のレンズ(Fマウントレンズ)も使用することができます。

本体は395gとEOS RPよりも軽いです。ニコンのカメラは堅守性が高いため、多少雑に使っても壊れない安心感もあります(笑)。カメラを始める最初の1台にはおすすめです。

3. ソニー:α6400

ソニー α6400

プロカメラマンの使用率がぐんぐん伸びてるソニーのミラーレス一眼ですが、その中でも中古で狙い目なのがα6400です。ソニーのカメラは瞳AFという人の瞳に自動でピントを合わせる機能が特徴で、子供や家族、友人や恋人など人物撮影をメインに行いたい方におすすめです。

2420万画素のAPS-Cセンサーですが、ソニーはミラーレスカメラにいち早く注力していたこともありレンズのラインナップが非常に多いです。安価なものも多く、レンズ交換も含めてカメラライフを楽しむことができます。

α6400は動画撮影もしやすく、Youtuberでも撮影用カメラに使っている方が多いです。重量も403gも軽いため普段使いもしやすいため、普段からカメラを持ち歩きたい方は検討してみてください。

4. 富士フィルム:X-T3

フジフィルム X-T3のカメラ画像

少しマニアックなイメージのあるフジフィルムのカメラですが、「フィルムシミュレーション」という機能に定評があり、雰囲気のある写真が簡単に撮れる特徴があります。その中でも中古で狙い目なのがX-T3です。

2610万画素のAPC-Cセンサーで、写真展でも十分に使える画素数です。フジフィルムはレンズが小さくリーズナブルなのも特徴で、ズームレンズよりも単焦点レンズ(ズームができないがボケを楽しむことができるレンズ)の評価が高いです。特にXF35mmF1,4Rというレンズはフジフィルムの中でも神レンズといわれる銘玉です。

レトロな見た目も可愛く、使用すればするほど愛着が湧いてくると思います。私自身、最新機種のX-T4を所持していますが、動画を撮らず写真撮影だけを目的とするならX-T3でも十分に現役のカメラです

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5. オリンパス:OM-D E-M5 MarkⅢ

オリンパス OM-D5の画像

オリンパスのPENといえば、女優の宮崎あおいがCMしてたのを覚えている方も多いのではないでしょうか。このOM-D E-M5は、PENの上位機種となる本格的なミラーレスカメラです。

2037万画素のマイクロフォーサーズという規格のセンサーで、ボケは他のセンサーよりも弱いですが、軽さが魅力のカメラとなっています。防塵・防滴を売りにしていることもあり、雨の中での撮影や砂埃が心配な場面での撮影も安心です。手ブレ補正も非常に強力です。

オリンパスには「オリンパスブルー」という言葉があり、青が映えやすい特徴があります。空を含む写真を撮りたいと思っている方は、オリンパスのカメラを検討してみてください。

まとめ:中古カメラ・レンズで写真を楽しもう

中古カメラ・レンズを購入するメリット・デメリットや購入する際の注意点について解説しました。

中古は状態が心配と思うことも多いかもしれませんが、ちゃんとしたお店で購入すればしっかりとメンテナンスされており、保証も充実しています。安価に手に入れたい場合は最適な選択肢です。

今回紹介した注意点を意識しつつ、気になるカメラ・レンズを中古で安く手に入れましょう!

大三元レンズのアイキャッチ
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