この記事ではカメラ好きの間でよく使われる言葉「大三元レンズ」について解説しています。
■ニコンの大三元レンズの作例
■出てくる写真は単勝レンズに引けを取らないクオリティ
■カメラは持ち出すことが一番大事!「性能より軽さ」という選択肢もある
大三元レンズとはどんなレンズなのか?実際の使用感はどうなのか?実際に音楽の現場でプロとして使っていた私が解説します。
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大三元レンズとは
開放F値が2.8通しのズームレンズのこと
大三元レンズとは、絞りがF2.8通し(焦点距離によってF値が変わらないこと)のズームレンズのことをいいます。
「明るく、画質がよく、性能もいい」という3拍子揃ったレンズのため、「大三元レンズ」と呼ばれています。
広角、標準、望遠の3種類がラインナップされている
大三元レンズには「広角」「標準」「望遠」の3種類のラインナップがあり、各カメラメーカーが特に力を入れているレンズ群です。
広角は12mmや14mmから始まるものが多く、標準は24-70mm、望遠は70-200mmのF2,8レンズがそれに当たります。
広角はあまり呼び名がありませんが、標準ズームな「2470(にじゅうよんななじゅう)」、望遠は「ナナニッパ」と呼ばれる事が多いです。
単焦点レンズに負けない圧倒的な描写力が魅力
絞りがF2.8と明るく、各社高級・高性能な球面レンズを使用していることから単焦点レンズにも劣らない描写力が売りになっています。
厳密に見比べると単焦点レンズの方が描写力が高い事が多いですが、ズームの便利さと画質の良さからプロの現場では大三元レンズが採用されることが多い傾向にあります。
レンズは大きく、重く、高い
これまで大三元レンズのいい部分を紹介してきましたが、もちろん良くない点もあります。
それはレンズがキットレンズなどと比べて大きく、重く、価格が高いことです。
プロであれば仕事道具ですので重さはあまり関係ないかもしれませんが、趣味で写真をやっている場合、レンズが重いことから持ち出さなくなってしまった…なんて話もよく耳にします。
カメラ(レンズ)は持ち歩くことが一番大事なので、画質を重視したあまり宝の持ち腐れにならないように注意しましょう。
元プロが実際に使用していたニコンの大三元レンズを作例と共に紹介
【広角】AF-S NIKKOR 14-24mm f/2.8G ED
ニコンのレンズの中で間違いなく神レンズと言われる銘玉の一つです。
出目金型のレンズでフィルターがつけられないという弱点はありますが、それを凌駕する圧倒的な描写力が特徴です。
大きく重たく、しかも高いんですが、広角レンズはこれまでとは違った写真表現を可能にしてくれます。
私自身はライブ撮影や風景撮影に使っていました。
広角レンズは寄ってこそ真価を発揮する
これは私の使い方なのですが、広角レンズほど寄って使いたくなります。
何もしなくても多くのモノを写し込めるのですが、だからこそただ広く撮っただけでは単調な写真になりがち。
なので寄ることでオリジナリティを出せないかなと試行錯誤していました。
ライブ撮影、特に激しめのロックやパンクの撮影だと演者はもちろん、ダイブしてくる観客の予期せぬ動きも予想しながら立ち回らないと、いつレンズを蹴られるかわからないというドキドキと戦いながら撮影をしていました(苦笑)
星空・夜景撮影にもおすすめのレンズ
風景写真はPLフィルターやNDフィルターを使って撮影したい場面が多いですが、このレンズはフィルターが装着できません。
なので割り切って星空撮影なんかに使用していました。
富士山の麓から富士山をバックに撮影した写真(写真上)や、真夜中の富士山8合目から撮影した写真(写真下)の星空の写り方には感動しました。
風景写真にももちろん使えますが、星空や夜景の撮影をしたい方にもおすすめです。
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【標準】AF-S NIKKOR 24-70mm f/2.8G ED
現在は手ブレ補正付きの新型が発売されていますが、私が愛用していたのは旧型の24-70。
標準域のズームレンズということで、仕事はもちろんプライベートでも一番使用したレンズかもしれません。
F2.8の明るさでボケ味も抜群。描写力は単焦点レンズには及びませんが、どんな撮影、被写体でも合格点を叩き出してくれる安心感がこのレンズにはあります。
旧型はお手頃価格で手が出しやすい
手ブレ補正付きの新型は価格が高く重量も重め。
旧型は新型よりも170g軽く、中古相場では価格がかなり安くなっているため、大三元レンズを試してみたい方におすすめです。
この一本があれば大体の撮影はこなせますので、ニコンのいいレンズが欲しい方はぜひこのレンズの購入を検討してみてください。
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【望遠】AF-S NIKKOR 70-200mm f/2.8G ED VRⅡ
カメラを始めるまで、望遠レンズはただ遠くのものが撮れるだけのレンズだと思ってました。
カメラにのめり込んでいくうちに「圧縮効果」という言葉を知り、標準レンズでは写し出せない描写にどんどんハマっていきました。
ライブ撮影では演者の寄り撮影に大活躍でしたし、ポートレートでは素晴らしいボケ感、風景では圧縮効果を用いた表現など、思った以上に出番の多いレンズとなりました。
4段分の手ブレ補正で、手持ち撮影でもブレを心配すること無く撮影に挑むことができます。(被写体の動きが激しい場合はシャッタースピードを上げることになるので手ブレは関係ないです)
テレコン装備で最大400mmまで撮影可能
テレコンバーターという焦点距離を伸ばすアクセサリーを装着することで、最大400mm(2倍)の焦点距離で使用することが可能になります。
F値も2倍暗くなるデメリットはありますが、それでも5.6で使用可能です。
私はこのレンズ+テレコンのおかげで2012年の金環日食の写真を撮影することができました。
200mmあれば大抵のものは撮影できますが、テレコンまで用意できればイレギュラーな撮影に対応できる可能性が高くなるのでおすすめです。
その他の大三元レンズレビュー
【標準】ニコン NIKKOR Z 24-70mm f/2.8 S
最新のZマウント用に開発された「NIKKOR Z 24-70mm f/2.8 S」。
使った感想は全てのスペックにおいてFマウントの24-70を超えてるなという印象でした。
どの焦点距離でもキレイなボケ、恐ろしく早いAF、四隅の解像力など、文句の付け所がありません。
コンパクトなキットレンズ「Z 24-70mm f4 S」も非常にいいレンズですが、突き詰めていくとF2.8の方があらゆる撮影シーンに対応できる魅力的なレンズだなと感じます。
Zマウントのカメラをお持ちの方は、変に遠回りせず頑張ってこのレンズを買ったほうが幸せになれると思います。そこまでいい切れるレンズです。
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【望遠】キヤノン RF70-200mm F2.8 L IS USM(購入予定)
RF70-200F4と悩んだんですが、軽さよりボケを優先したくF2.8を注文しました!
現在納期待ちの状態なので、レビューまで少々お待ち下さい…
一度は注文したものの、再考した結果F4の方を購入してしまいました。。。今の自分には軽さのほうが大事だなと(苦笑)
まとめ:大三元レンズはモチベーションも上げてくれる魔法のレンズ
大三元レンズは価格が高いため中々手が出しづらいレンズですが、実際に使ってみると高い理由がわかるほど使いやすいレンズです。
また「高いレンズを買ったし頑張らなければ!」というモチベーションにもなります(笑)。
正直コレが写真をうまくしてくれる一番の原動力のような気がしています。
また、機材に言い訳ができなくなるというのも良い点です。
変に中級クラスのレンズを買うより、最初から高いレンズを買ったほうが写真が良くない場合に自分の責任にできるためストイックになれます。
写真に本気の人にほどおすすめの大三元レンズ、ぜひ一度使用してみることをおすすめします。
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