欲しい欲しいと思いながらも購入をずっと躊躇していたCanonの最高級レンズ「RF50mm F1.2L USM」。
正直、日常使いを考慮してもRF50mmF1.8で十分かなと思っていたんですよね。小さくて軽い、写りもボチボチなので。
しかし、ふと立ち寄った写真展の作例を見て「やはりF1.2は違うな…」ということを強く感じてしまい、気付いたら手元に届いていました(笑)。
■RF50mmF1.2Lのサイズ感や所有感
■F1.2のボケ味について
■RF50mmF1.2の作例
この記事ではCANONのミラーレス一眼で最高クラスのレンズ「RF50mm F1.2L」の使用感についてレビューします。
結論からいうと、重いというデメリットはありますが、その苦労に見合う写真が撮れる素晴らしいレンズです!
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Canon RF50mm F1.2L USMの基本情報
RF50mm F1.2L USMのスペック表
レンズ構成 | 9群15枚 |
---|---|
絞り羽根枚数 | 10枚(円形絞り) |
最小絞り | 16 |
最短撮影距離 | 0.4m |
最大撮影倍率 | 0.19倍 |
フィルター径 | 77mm |
最大径×長さ | 約φ89.8mm × 108mm |
質量 | 約950g |
※スペック情報は「Canonの公式HPページ」より引用しています。
RF50mm F1.2L USMの外観
RF50mm F1.2のレンズは、なんといってもF1.2という圧倒的な明るさ故にサイズが大きいです(苦笑)。
長さとしてはRF24-105mm F4やRF70-200mmF4といったCANONのミラーレス小三元レンズと同等のサイズです。
サイズというよりは重さが気になるかもしれないですね…。主要RFレンズとの重さの比較は以下のとおりです。
RFレンズ | 重量 |
RF50mm F1.2L | 約950g |
RF50mm F1.8 | 約160g |
RF14-35mm F4L | 約540g |
RF24-105mm F4L | 約700g |
RF70-200mm F4L | 約695g |
RF15-35mm F2.8L | 約840g |
RF24-70mm F2.8L | 約900g |
RF70-200mm F2.8L | 約1,070g |
流石に望遠のF2.8よりは軽いものの、大三元レンズとほぼ同等以上の重さがあることを考えると中々重いですよね…。
正直気軽に普段から持ち運べる重さではないとは思います。
しかし描写力は圧倒的ですので、失敗できない撮影・気合を入れてい撮影では大活躍してくれます。
もちろん、重さなんかより写り優先だ!という方には超おすすめです(笑)。
付属品はレンズフードとレンズポーチ
RF50mm F1.2L USMには、レンズフードとレンズポーチが付属しています。
レンズフードもデカイですね(苦笑)。逆光耐性の高いレンズなので、気軽に外に持ち運びたいときはレンズフードをつけないという選択肢があっても良いような気もします。
レンズポーチについてはいつも言ってますが、自分は全然いらないのでポーチ分の代金を安くしてほしいです(笑)。
これ、アクセサリーとして購入すると6,050円もするみたいなんですよね…。いや、いらんて(笑)。
EOS R6にRF50mm F1.2L USMを装着した状態
レンズフードなし
レンズフードなしの場合は、めちゃくちゃバランス良いなと感じます。
持った感じ確かにずっしり来るんですが、重量のバランスが良いのか「めっちゃ重いな…」とは感じないですね。
ちなみにR6(680g)とRF50mmF1.2(950g)を装着した際の重量は、約1,630g(約1.6kg)です。
数字で見ると重いな(苦笑)。
レンズフードあり
流石にレンズフードをつけるとデカイですね(苦笑)。
フードに関しては24-105mmよりも大きいので、スナップや普段の持ち出し用レンズとしては若干気になるかなといったところです。
EOS R6でRF50mm F1.2L USMを使った使用感レビュー
使ってみて感じたポイント
- 重いけど嫌な重さじゃない
- R6に付けた感じはホールドしやすく取り回しやすい
- F1.2が決まったときの解像感は感動する(笑)
- 瞳AFのおかげでF1.2でも全然ピント大丈夫
- ボケもめちゃくちゃ綺麗
- AF音は若干気になる(動画は無理そう)
- テーブルフォトの場合はもう少し寄りたい場面がある
- フィルターサイズ77mmで小三元と使い回せるのが嬉しい
- ポートレートレンズとして最強
F1.2のボケ味は一度経験したら抜け出せない
このレンズの特徴は、なんといってもF1.2のボケ味です。
言葉で表現するのが難しいんですが、すごくなめらかなボケで、RF50mmF1.8のボケとは全然違うというのがひと目で分かるレベルです(F1.8のボケはややうるさいというか…)。
このボケを経験してしまうと、重くてもこのレンズを持っていこうと思わされます(笑)。
目的が明確に決まった撮影はもちろんですが、(重いですが)スナップやとりあえず一本レンズつけて散歩するなんてときにもおすすめです。
77mmのフィルター径で使いまわししやすい
R6にRF50mm F1.2L USMのフィルター径は77mmと、RFの小三元レンズとフィルターを使い回す事ができます。
保護フィルターはもちろん、人気のブラックミストやNDフィルターなどを使い回せるということです。
例えば、大人気のRF24-105mmF4を持っている方は、今のフィルターをそのまま使えるため、50mmF1.2用に買い直さなくていいことになります。
個人的にはこれめっちゃ嬉しいです(笑)。
AF音は結構うるさめ
さすがにジーコジーコいうわけではないですが、動作している音は結構聞こえます。
写真撮影では全く問題ないと思いますが、動画での使用を考えている方はAF音が気になるんじゃないかなと思います。
最短撮影距離は40cm!テーブルフォトではもう一歩寄りたい
このレンズは40cmまで寄れるため、テーブルフォトにも使用できますが、一品にクローズアップするような撮影だと「もう少し寄りたいな」と思う場面があるかもしれません。
テーブルフォトでは絞ることも多いと思うので、テーブルフォトメインで撮影したい方はF1.8の方が取り回ししやすいかもしれません。
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RF50mm F1.2L USMのポートレート作例
RF50mm F1.2L USMのファームウェア確認方法
RFシステムはカメラ本体だけでなくレンズにもファームウェアが存在します。
レンズのファームウェアを調べるには、「レンズをカメラ本体に装着した状態で」カメラの設定からファームウェアの項目を選びましょう。
もしレンズのファームウェアが最新じゃない場合、AF制度に影響する可能性があるため、公式サイトでファームウェアをダウンロードし、レンズの情報を書き換えましょう。
まとめ:RF50mm F1.2L USMでボケを手軽に楽しもう
F1.2は元々ニコンのカメラを使っていたときから「いつか使ってみたい」と思っていたレンズでした。
まだ自分には必要ないだろう…。とは思いつつも、とろけるようなボケに魅了されてポチってしまいました(笑)。
約30万円と非常に効果なレンズですが、レンズはボディと違って10年は使い続けることができると思いますので、せっかく買ったからには使い倒してやろうと思います。
記事内でも記載してきましたが、ポートレートで特に活躍すると思いますが、スナップにも使えると思います。
悩んでいる方は悩んでいる時間がもったいないので、思い切って飛び込みましょう(笑)。
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